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Yamaha SR-X40AとSR-B40Aは、どちらもDolby Atmosに対応し、テレビの声を聞き取りやすくしたり、映画の音を立体的に楽しんだりできるサウンドバーです。
価格も近いため、「高いほうを買えばいい」という比較ではありません。
大きな違いは、1本のサウンドバーで上方向の音やネットワーク機能まで広げるSR-X40Aか、床置きの専用サブウーファーで低音をしっかり鳴らすSR-B40Aかです。
先に結論をいうと、床へ大きなサブウーファーを置きたくない、映画の高さ方向の表現を重視したい、Wi-Fi音楽や後方スピーカーへの拡張も使いたいならSR-X40Aが向いています。
一方、爆発音、車のエンジン、太鼓、音楽のベースなど、低い音を専用の16cmサブウーファーへ任せたいならSR-B40Aが魅力的です。
そして、今回かなり重要なのが価格差です。
現在は2機種がほぼ同じ価格帯で、販売店によってSR-X40Aが数千円高い程度です。
つまり、1万円・数万円を追加して上位機能を買う比較ではありません。
数千円程度の差なら、SR-X40Aの上向き専用スピーカー、Wi-Fi、HDMI入力、後方スピーカーへの拡張を取るか。ほぼ同じ予算で、SR-B40Aの大きな専用サブウーファーを取るか。
ここを自分の生活へ当てはめると選びやすくなります。
- SR-X40Aがおすすめ:床を空けたい/映画の雨や飛行音を高さ方向まで楽しみたい/Wi-Fiで音楽を流したい/将来は後方スピーカーも追加したい/ゲーム機など1台を直接つなぎたい
- SR-B40Aがおすすめ:床へサブウーファーを置ける/爆発やエンジン、ベースなど低い音を重視する/Wi-Fi音楽や後方スピーカーは必要ない/専用サブウーファー込みで完結したい
価格差が数千円程度しかない現在は、機能の多さならSR-X40Aがかなり選びやすいです。
ただし、SR-B40AにはSR-X40Aにはない16cmの専用サブウーファーがあります。
低音を重視する人にとっては、価格が近くてもSR-B40Aを選ぶ意味がはっきりあります。
※価格や在庫は変動するため、具体的な販売価格は記事へ固定していません。

Yamaha SR-X40A
Yamaha SR-B40A
SR-X40AとSR-B40Aの主な違い
最初に見るのは、価格差、上向き専用スピーカー、床置きサブウーファー、Wi-Fiと後方拡張です。
細かな数字や音響用語を全部覚える必要はありません。
生活の中で違いが出やすい部分をまとめると、次のようになります。
| 比較項目 | SR-X40A | SR-B40A |
|---|---|---|
| 現在の価格差 | 販売店によって数千円高い程度 | ほぼ同価格帯 |
| 基本の形 | 低音まで内蔵した一体型 | サウンドバー+床置きサブウーファー |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| 高さ方向専用スピーカー | 2基あり | 専用スピーカーなし |
| 低音 | 本体内蔵7.5cm×2 | 床置き16cm×1 |
| 実用最大出力 | 前30W×2+高さ30W×2+低音30W×2 | 前50W×2+低音100W |
| Wi-Fi音楽 | 対応 | 非対応 |
| Bluetooth | 対応 | 対応 |
| AirPlay 2・Spotify Connect | 対応 | 非対応 |
| 後方スピーカー追加 | 対応する別売ワイヤレススピーカーを追加可能 | 非対応 |
| ゲーム機などを直接つなぐHDMI入力 | 1系統 | なし |
| テレビ接続 | HDMI eARC/ARC、光 | HDMI eARC/ARC、光 |
| サウンドバーの大きさ | 幅101.5×高さ6.3×奥行11.2cm | 幅91×高さ6.8×奥行13.3cm |
| 床置き機器 | なし | 幅19.4×高さ41.9×奥行40.7cm |
表を見ると、SR-X40Aのほうが機能は多くあります。
上向き専用スピーカー、Wi-Fi、AirPlay 2、Spotify Connect、HDMI入力、後方スピーカーへの拡張はSR-X40Aだけです。
ではSR-B40Aが単純な下位モデルなのかというと、そうとも言い切れません。
SR-B40Aには16cmの専用サブウーファーが最初から付属するからです。
そのためこの2機種は、
機能と高さ方向、一体型の使いやすさならSR-X40A。
床側の低音を専用機で鳴らしたいならSR-B40A。
という違いで考えるほうが分かりやすいでしょう。
価格差:現在はほぼ同価格〜数千円程度
1万円・数万円高い上位モデルを買う比較ではありません。だからこそ、使う機能で選びやすい2機種です。
現在は2機種の実売価格がかなり近く、販売店によってSR-X40Aが数千円高い程度です。価格だけでSR-B40Aを選ぶより、「上方向・Wi-Fi・拡張」と「専用サブウーファー」のどちらが欲しいかで決めるのがおすすめです。
今回の2機種は、価格差を調べると選び方がかなり分かりやすくなります。
SR-X40Aはネットワーク機能やHDMI入力まで備えるため、もっと大きな価格差を想像するかもしれません。
しかし現在の実売では、両機はほぼ同じ価格帯。差が出ても数千円程度です。
そのため、SR-X40A側の追加機能を一つでも日常的に使うなら、数千円を追加する価値は感じやすくなります。
数千円差ならSR-X40Aを選びやすい人
たとえば、次のどれかに当てはまるならSR-X40Aの追加機能を使えます。
- 映画で高さ方向の音も重視する
- 床へ大きなサブウーファーを置きたくない
- AirPlay 2やSpotify Connectで音楽を流したい
- 将来ソファの後ろへスピーカーを追加したい
- テレビのHDMI端子が足りず、機器を1台サウンドバーへ直接つなぎたい
これらが一つ、二つと当てはまるなら、現在の数千円程度の差はかなり小さく見えてきます。
価格が近くてもSR-B40Aを選ぶ理由はある
一方、SR-B40Aを選ぶ最大の理由は、安さではありません。
16cmのワイヤレスサブウーファーが最初から付いていることです。
爆発音、車のエンジン、太鼓、音楽のベースなど、低い音をテレビ台の細いサウンドバーだけに任せず、床側の専用スピーカーへ分担できます。
映画を見るときに「上から音が聞こえること」より「低い音がしっかり鳴ること」のほうが大切なら、価格がほぼ同じでもSR-B40Aを選ぶ理由があります。
今回は1万円・数万円差を悩む必要はない
この2機種では、現在のところ「1万円追加して上位へ行くか」「数万円節約するか」という比較ではありません。
そのため、数千円を節約するために本当に欲しい機能を諦めるより、数年間使う中でどちらの特徴を毎週使うかを優先したほうが選びやすいでしょう。
- ほぼ同価格:欲しい音と機能だけで選ぶ
- SR-X40Aが数千円高い:Wi-Fi・高さ方向・後方拡張・HDMI入力を使うなら払いやすい差
- 低音が最優先:価格が近くてもSR-B40Aの16cmサブウーファーを選ぶ価値あり
- 1万円・数万円差:現在はそこまで大きな価格差を前提に選ぶ必要はない
違い1:高さ方向ならSR-X40A、専用の低音ならSR-B40A

SR-X40Aは上向き専用スピーカーを使って高さ方向へ音を広げます。SR-B40Aは床置きの16cmサブウーファーを使って、爆発やエンジンなど低い音を鳴らします。
どちらもAtmos対応ですが、音を作る方法は同じではありません。
アクション映画の一場面を想像してみてください。
画面中央では人物が会話し、その上を飛行機が通過します。
その直後に大きな爆発が起き、車のエンジンが低く鳴ります。
このとき、SR-X40AとSR-B40Aでは力を入れている方向が違います。
SR-X40Aは上向き専用スピーカーを搭載
SR-X40Aには、前向きのスピーカーだけでなく、上方向を担当するスピーカーが2基あります。
本体上面から天井方向へ音を出し、Dolby Atmosの高さ情報を使って立体的な音場を作る構成です。
たとえば、
- 雨が上から降ってくる場面
- 飛行機が頭上を通過する場面
- 上階から物音が聞こえる場面
- ライブ会場の音が周囲へ広がる場面
などで、高さ方向の表現を生かせます。
難しい名称を覚える必要はありません。
SR-X40Aには上方向を担当する実物のスピーカーがあると分かれば十分です。
SR-B40AもDolby Atmosには対応する
SR-B40AもDolby Atmos対応です。
そのため、「SR-B40Aでは立体音響を楽しめない」という意味ではありません。
ただし、SR-X40Aのような上向き専用スピーカーは搭載していません。
同じAtmos対応でも、本体のスピーカー構成は違います。
映画の高さ方向を特に重視するならSR-X40Aのほうが選ぶ理由を作りやすいでしょう。
SR-B40Aは16cmの専用サブウーファーを使う
SR-B40Aの大きな特徴は、本体とは別に床へ置くワイヤレスサブウーファーです。
内部には16cmのスピーカーがあり、低音用に100Wの出力が割り当てられています。
たとえば、
- 爆発の低い響き
- 車やバイクのエンジン
- 恐竜など巨大なものの足音
- ドラムや大太鼓
- 音楽のベース
などを、床側の専用機へ任せます。
SR-X40Aにも7.5cmの低音用スピーカーが2基内蔵されているため低音が出ないわけではありません。
ただし、SR-B40Aはより大きな16cmユニットを別の箱へ収め、低音専用として使う構成です。
この違いに数千円払う価値は?
現在の価格差なら、「どちらの音を追加料金で買うか」というより、ほぼ同じ予算で選べます。
高さ方向+一体型を選ぶならSR-X40A。
床側の専用低音を選ぶならSR-B40A。
映画を見たときに自分が欲しいのが、頭上まで続く音なのか、体へ伝わるような低い効果音なのかを考えてみてください。
音を出す構成を詳しく見る
SR-X40Aは前向き30W×2、上向き30W×2、内蔵低音30W×2です。
SR-B40Aは前向き50W×2、床置きサブウーファー100Wです。
SR-X40Aの低音ユニットは7.5cm×2、SR-B40Aのサブウーファーは16cm×1です。
数値だけで音質の勝敗は決まりません。購入時は高さ方向と専用低音のどちらを使いたいかで考えてください。
違い2:テレビを消した後も音楽を使うならSR-X40Aが便利
どちらもスマホから音楽を流せますが、SR-X40AはBluetoothだけでなくWi-Fi、AirPlay 2、Spotify Connectなどにも対応します。
テレビ用だけで終わらず、リビングの音楽スピーカーとしても頻繁に使うならSR-X40Aです。
SR-B40AはBluetoothでシンプルに使う
SR-B40AでもスマートフォンからBluetoothで音楽を流せます。
たとえば、
- 料理中に音楽を流す
- スマホのプレイリストを聞く
- 動画やラジオの音をサウンドバーから出す
といった使い方なら十分です。
「スマホからたまに音楽を鳴らせればよい」という人なら、Wi-Fiがないことを大きな不足と考える必要はありません。
SR-X40Aは家庭のWi-Fiから音楽を再生できる
SR-X40AはBluetoothに加え、Wi-Fiネットワークにも対応します。
AirPlay 2やSpotify Connectなどを使い、家庭のネットワーク経由で音楽を再生できます。
スマートフォンを音そのものの送り手として使い続けるBluetoothとは少し違い、対応サービスではスマートフォンを操作用として使いやすくなります。
リビングで毎日のように音楽を流す家庭なら便利です。
数千円差ならWi-Fiのために払う価値は?
テレビしか使わないなら、Wi-Fiだけのために機種を変える必要はありません。
しかし、
- 毎日のようにSpotifyで音楽を流す
- iPhoneからAirPlay 2を使いたい
- テレビを消した後もリビングスピーカーとして使う
のであれば、現在の数千円程度の差ならSR-X40Aへ上乗せする価値を感じやすいでしょう。
違い3:後からソファの後ろへスピーカーを追加できるのはSR-X40A
最初は1本で使い、後から本物の後方スピーカーを足したいならSR-X40Aです。
SR-X40Aは対応する別売ワイヤレススピーカーを後方へ追加できます。SR-B40Aは付属サブウーファーとの構成で使い、後方スピーカーを追加する仕組みはありません。
映画の臨場感をさらに高めたくなったとき、ソファの後ろから実際に音を出す方法があります。
SR-X40AはTRUE X SURROUNDへ拡張できる
SR-X40Aは、対応する別売ワイヤレススピーカーを左右の後方へ追加できます。
たとえば、
- 後ろでドアが閉まる
- 背後から人が近づく
- 観客の拍手が前後へ広がる
- ゲームで背後から物音がする
といった場面で、実際に後ろへ置いたスピーカーから音を出せます。
もちろん、最初から追加する必要はありません。
SR-X40A単体で使い、もっと映画環境を広げたくなったときに検討できます。
SR-B40Aは低音機との2台構成で完結する
SR-B40Aは、サウンドバーと付属サブウーファーの組み合わせです。
後からワイヤレスリアスピーカーを足す使い方には対応していません。
その代わり、最初から専用サブウーファーが付くため、「後から機器を増やさず、前方+低音で完成させたい」という人には分かりやすい構成です。
将来使うか分からない機能のために払う必要はない
「いつか後方スピーカーも買うかも」だけなら、決め手にしなくても構いません。
ただし、映画やゲームが好きで、すでに「いずれ後ろにもスピーカーを置きたい」と考えているなら話は別です。
現在の価格差が数千円程度なら、将来の選択肢を残す意味でもSR-X40Aを選びやすいでしょう。
違い4:ゲーム機などを直接つなげるのはSR-X40A
テレビにHDMI端子が余っているなら両機で困りにくいです。テレビの端子が足りない場合は、SR-X40Aへ映像機器を1台直接つなげます。
ゲーム機をテレビへつなげるなら、この違いの価値は小さくなります。
一般的にはテレビへ機器をつなぐ
ゲーム機、レコーダー、動画配信端末などは、通常テレビへ接続できます。
ゲーム機・レコーダー → テレビ → サウンドバー
この使い方なら、SR-X40AとSR-B40Aの両方が候補です。
テレビとサウンドバーはeARC/ARC対応HDMI端子でつなぎます。
SR-X40AにはHDMI入力が1つある
SR-X40Aだけ、テレビ用とは別にHDMI入力を1系統備えています。
ゲーム機・レコーダー → SR-X40A → テレビ
という接続もできます。
テレビ側のHDMI端子が足りない場合には便利です。
ただし、HDMI入力があるだけでゲームの画質や音質が自動的によくなるという意味ではありません。
テレビ側に必要な端子が余っているなら、この違いは購入判断から外しても構いません。
数千円差ならHDMI入力へ払う価値は?
テレビの端子が足りず本当に1つ必要なら、数千円程度の差でも価値はあります。
逆に一度も使わないなら、SR-X40Aのメリットを一つ眠らせるだけです。
購入前にテレビの背面を見て、ゲーム機やレコーダーを何台つないでいるか数えてみてください。
接続端子を詳しく見る
両機ともテレビ接続用のHDMI eARC/ARCと光デジタル入力を備えます。
SR-X40Aだけ、ゲーム機やレコーダーなどを直接受け取るHDMI入力を1系統備えています。
テレビ側のHDMI端子が足りているなら、SR-B40Aでも一般的な接続で使えます。
違い5:床を空けるか、サブウーファーを置くか

SR-X40Aは幅101.5cmのサウンドバー1本で完結します。SR-B40Aはバーが約10cm短い代わりに、床へ高さ約42cm・奥行約41cmのサブウーファーを置きます。
テレビ台だけでなく、床の空きスペースとコンセントまで確認してください。
SR-X40Aは横幅が長いが1本で完結
SR-X40Aは幅101.5cm、高さ6.3cm、奥行11.2cmです。
横幅は1mを超えるため、テレビ脚の間へ入れるなら事前に測る必要があります。
その代わり、低音用スピーカーまで本体へ内蔵しています。
テレビ台の横や床へ別の箱を置く必要がありません。
たとえば、
- ロボット掃除機を使っている
- 床をすっきりさせたい
- テレビ台横が通路になっている
- ペットや子どもがいる
- サブウーファー用コンセントを増やしたくない
という家庭では、一体型であること自体が大きなメリットです。
SR-B40Aはバーが短いが床スペースが必要
SR-B40Aのサウンドバーは幅91cmです。
SR-X40Aより約10cm短いため、テレビ台には収めやすくなります。
ただし、別体サブウーファーは幅19.4cm、高さ41.9cm、奥行40.7cmあります。
特に奥行が約41cmあるため、見た目以上に床のスペースを使います。
電源コンセントも必要です。
集合住宅では低音の使い方も考える
SR-B40Aの専用サブウーファーは低音を重視する人には魅力ですが、低い音は床や壁へ伝わることがあります。
夜間に大きな音を出せない家庭では、せっかくの専用サブウーファーを控えめに使うこともあるでしょう。
逆に、一戸建てなどである程度音量を出せて、映画の爆発や音楽の低音を楽しみたいならSR-B40Aの強みを使いやすくなります。
設置寸法を詳しく見る
SR-X40Aは幅101.5×高さ6.3×奥行11.2cm、重さ3.9kgです。
SR-B40Aのサウンドバーは幅91×高さ6.8×奥行13.3cm、重さ2.9kg。サブウーファーは幅19.4×高さ41.9×奥行40.7cm、重さ8.1kgです。
テレビ脚の内側、画面下、床の通路、サブウーファー用コンセントまで確認してください。
生活スタイル別ならどちらが合う?
専門用語ではなく、普段何を見るか・床をどう使っているか・数千円で何を追加したいかに置き換えます。
ニュース・ドラマ・YouTubeが中心
どちらでも必要な機能を満たしやすい使い方です。
両機ともクリアボイスに対応し、人の声を聞き取りやすくできます。
Dolby Atmosにも対応しています。
そのため、テレビ番組中心なら音の違いより設置と価格で決めても構いません。
床を空けたいならSR-X40A、サブウーファーを置いて低音も楽しみたいならSR-B40Aと考えると分かりやすいでしょう。
Netflixなどで映画を見ることが多い
どんな映画の音を重視するかで分かれます。
雨、飛行機、周囲の音など立体的な広がりを重視するならSR-X40A。
爆発、エンジン、大きな足音など低い効果音を重視するならSR-B40A。
価格差がほとんどないため、映画を見る人ほど「どちらの音が欲しいか」で選んでよい比較です。
夜に小さい音量で見ることが多い
SR-X40Aを選びやすい環境です。
SR-B40Aの専用サブウーファーは魅力ですが、大きな低音を出しにくい生活ではメリットを使い切れないことがあります。
SR-X40Aなら床置き機器を増やさず、上方向の音やネットワーク機能を使えます。
ただし、低音が不要という意味ではなく、SR-X40Aにも内蔵サブウーファーがあります。
一戸建てで映画やゲームを迫力ある音で楽しみたい
低音を重視するならSR-B40Aが魅力的です。
16cmの専用サブウーファーを使えるため、爆発やエンジン、ベースなどを低音専用機へ任せられます。
一方、将来後方スピーカーまで増やして前後の音へ広げたいならSR-X40Aを選ぶ理由があります。
音楽も毎日のように流す
SR-X40Aがおすすめです。
BluetoothだけでなくWi-Fi、AirPlay 2、Spotify Connectなどを使えます。
テレビ用サウンドバーというより、リビングの音楽スピーカーとしても日常的に使いたい人には差が出やすい部分です。
ロボット掃除機を使っている・床をすっきりさせたい
SR-X40Aです。
サウンドバー1本へ低音用スピーカーまで内蔵しているため、床へ大きなサブウーファーを置く必要がありません。
価格差が数千円程度なら、床を空けられる便利さだけでも上乗せを納得しやすい家庭があります。
将来ホームシアターを少しずつ広げたい
SR-X40Aが向いています。
対応する後方ワイヤレススピーカーを後から追加できます。
最初はサウンドバー1本、もっと映画を楽しみたくなったら背後にもスピーカーを置く、という発展が可能です。
結局、数千円の差をSR-X40Aへ払う価値はある?
機能を一つでも使うなら払いやすい差。ただし低音が最優先なら、同価格でもSR-B40Aを選ぶ価値があります。
現在はほぼ同価格〜数千円程度の差です。SR-X40Aでは上向き専用スピーカー、Wi-Fi、HDMI入力、後方拡張が増えます。一方、SR-B40Aには16cm専用サブウーファーがあります。価格ではなく、実際に使うほうを選びましょう。
今回の価格差なら、SR-X40Aの追加機能はかなり買いやすいと言えます。
数千円程度の上乗せで、
- 上向き専用スピーカー
- Wi-Fi音楽
- AirPlay 2やSpotify Connect
- HDMI入力1系統
- 後方スピーカーへの拡張
- 床置きサブウーファー不要の一体型
という違いがあります。
この中から一つ、二つと使うなら、数千円程度を払う価値は感じやすいでしょう。
ただし、だからSR-X40Aが全員にとって得というわけではありません。
SR-X40Aへ数千円多く払っても、SR-B40Aに付属する16cmサブウーファーは手に入りません。
低音専用の大きなスピーカーが欲しい人にとっては、SR-B40Aのほうが「自分が欲しいものが最初から付いてくる」機種です。
- 数千円差で迷っている:SR-X40Aの追加機能を1つでも使うなら上乗せしやすい
- Wi-Fi音楽を使う:SR-X40A
- 高さ方向を専用スピーカーで鳴らしたい:SR-X40A
- 後からリアスピーカーを追加したい:SR-X40A
- 床を空けたい:SR-X40A
- 爆発やベースの低音が最優先:SR-B40A
- 16cmサブウーファーが欲しい:価格が同じでもSR-B40Aを選ぶ理由になる
共通点は機種選びの決め手から外していい
Dolby Atmos、クリアボイス、Bluetooth、テレビとの基本接続は両方にあります。
SR-X40AとSR-B40Aの両方にある機能は、価格差を払う理由から外して考えて構いません。
どちらもDolby Atmos対応
両機ともDolby Atmosに対応しています。
違うのは、SR-X40Aには上向き専用スピーカーがあり、SR-B40Aにはないことです。
「Atmos対応かどうか」だけで選ばず、実際のスピーカー構成まで確認してください。
声を聞き取りやすくするクリアボイスも共通
人の声を聞き取りやすくするクリアボイスは両方にあります。
ドラマや映画でBGM・効果音にセリフが埋もれやすいときに使えます。
テレビの声を聞きやすくしたいという目的だけなら、どちらを選んでも対応できます。
Bluetooth音楽も両方使える
スマートフォンからBluetoothで音楽を流せることも共通です。
違いは、SR-X40AだけWi-Fiを使った音楽再生まで広げられることです。
テレビとはHDMIまたは光でつなげる
両機ともテレビのeARC/ARC対応HDMI端子へ接続できます。
対応テレビでは、テレビのリモコンから音量を操作しやすくなります。
HDMI ARCに対応しないテレビでも、光デジタル音声出力があれば接続できます。
口コミではここを確認する
「音がいい」という感想より、自分と近い部屋・音量・使い方の人を探しましょう。
候補を絞ったら、購入前に口コミも確認してみてください。
特に見たいのは、
- SR-X40Aの高さ方向の音をどう感じたか
- SR-X40A単体の低音で満足しているか
- SR-B40Aのサブウーファーをどのくらいの音量で使っているか
- 集合住宅でSR-B40Aを使っている人
- Wi-Fi音楽を日常的に使っている人
- 自分と近いテレビサイズ・部屋の広さの人
- サブウーファーの置き場所について書いている人
です。
特に今回のように価格が近い場合は、「どちらが安かったか」より、購入後にどちらの特徴を実際に使っているかを見るほうが参考になります。
購入前に各商品の口コミを確認してください。高さ方向、低音、普段の音量、設置スペース、音楽再生について自宅と近い条件のものが参考になります。
SR-X40AとSR-B40Aは結局どっちを選ぶ?
現在は価格がかなり近いので、頭上・拡張性を取るか、専用の低音を取るかで決めます。
最後は次の順番で確認すると選びやすくなります。
- STEP 0:まず置けますか?
SR-X40Aは幅101.5cmのサウンドバー1本。SR-B40Aは幅91cmのバーに加え、床へ幅19.4×高さ41.9×奥行40.7cmのサブウーファーを置きます。床に置けないならSR-X40Aへ絞れます。 - 爆発やベースなど低い音を専用の大きなスピーカーで鳴らしたいですか?
はいならSR-B40Aです。16cmのワイヤレスサブウーファーが最初から付属します。 - 映画の高さ方向を専用スピーカーで表現したいですか?
はいならSR-X40A。上向きスピーカーを2基搭載しています。SR-B40AもAtmos対応ですが、専用ハイトスピーカーはありません。 - Wi-Fiで音楽を流しますか?
AirPlay 2やSpotify Connectなどを使いたいならSR-X40Aです。スマホからBluetoothで流せれば十分ならSR-B40Aでも困りません。 - 将来ソファ後ろへスピーカーを追加したいですか?
はいならSR-X40Aです。対応するワイヤレススピーカーを後方へ追加できます。 - テレビのHDMI端子が足りませんか?
映像機器を1台サウンドバーへ直接つなぎたいならSR-X40A。テレビ側に十分な端子があれば、この違いは気にしなくて構いません。 - 最後に価格差を確認します。
現在はほぼ同価格〜数千円程度の差です。SR-X40Aの追加機能を一つでも使うなら数千円は払いやすい差です。一方、専用16cmサブウーファーの低音が一番欲しいなら、価格が近くてもSR-B40Aを選びます。
Yamaha SR-X40Aがおすすめな人
- 床へサブウーファーを置きたくない
- 映画の高さ方向を専用スピーカーで楽しみたい
- Dolby Atmos映画を見ることが多い
- Wi-Fiで音楽を流したい
- AirPlay 2やSpotify Connectを使いたい
- 将来、後方スピーカーを追加したい
- HDMI入力が1つ欲しい
- 数千円程度の差なら機能の多いほうを選びたい
特に現在のように価格差が数千円程度なら、特別に大きなサブウーファーを求めない人はSR-X40Aを選びやすいでしょう。
一体型でありながら、上向きスピーカー、Wi-Fi、HDMI入力、後方拡張まで備えているためです。
Yamaha SR-B40Aがおすすめな人
- 床へサブウーファーを置ける
- 爆発やエンジンなど低い効果音を重視する
- 音楽のベースやドラムも低音まで楽しみたい
- 16cmの専用サブウーファーが欲しい
- Wi-Fi音楽は必要ない
- Bluetoothが使えれば十分
- 後方スピーカーを追加する予定はない
- サウンドバー+サブウーファーの2台構成で完成させたい
SR-B40Aは、SR-X40Aより単純に機能を減らしただけのモデルではありません。
専用16cmサブウーファーを標準で組み合わせ、低音を別の機器へ任せること自体が大きな特徴です。
映画で一番欲しいのが床側の迫力なら、価格が近くてもSR-B40Aを選ぶ意味があります。
迷った場合の結論
床をすっきりさせ、映画の高さ方向、Wi-Fi音楽、後方スピーカーへの拡張まで幅広く使いたいならYamaha SR-X40A。
床へサブウーファーを置けて、爆発、エンジン、ベースなど低い音の迫力を最優先するならYamaha SR-B40A。
そして今回は、価格差が選択を大きく邪魔しません。
現在はほぼ同じ価格帯で、差が出ても数千円程度です。
そのため、
「数千円安いからB40A」ではなく、16cmサブウーファーが欲しいからB40A。
「少し高い上位モデルだからX40A」ではなく、上向き専用スピーカー、Wi-Fi、後方拡張を使うからX40A。
と考えるのがおすすめです。
1万円・数万円の価格差を埋められるか悩む比較ではないからこそ、毎日の生活で実際に使う違いへ予算を使えます。
頭上まで広げる映画体験と一体型ならSR-X40A。
床側から鳴る専用低音ならSR-B40A。
この基準なら、自宅の置き場所、よく見る作品、音の好み、予算まで含めて選びやすいでしょう。

Yamaha SR-X40A
Yamaha SR-B40A
この記事に出てくる音響用語を見る
Dolby Atmos
ひとことでいうと
音を左右だけでなく、高さ方向も含めて表現する立体音響です。
何が変わる?
対応作品では、雨や飛行音などをテレビ前だけでなく上方向にも広げるために使われます。
あなたに関係する?
両機とも対応しています。ただし、上向き専用スピーカーを搭載するのはSR-X40Aです。
上向きスピーカー
ひとことでいうと
天井方向へ音を出すためのスピーカーです。
何が変わる?
天井方向へ音を出し、映画などの高さ方向の表現に使います。
あなたに関係する?
SR-X40Aには2基搭載されています。SR-B40Aには専用の上向きスピーカーはありません。
サブウーファー
ひとことでいうと
爆発音やベースなど低い音を担当するスピーカーです。
何が変わる?
SR-X40Aは本体へ7.5cm×2を内蔵し、SR-B40Aは床置きの16cm専用サブウーファーを使います。
あなたに関係する?
低音の迫力を重視するならSR-B40Aを選ぶ大きな理由になります。床の置き場所も確認してください。
Wi-Fi音楽とBluetooth
ひとことでいうと
どちらも無線で音楽を聞く方法ですが、使い方が少し違います。
何が変わる?
Bluetoothはスマートフォンから直接音を送り、SR-X40AのWi-Fi機能ではAirPlay 2やSpotify Connectなども利用できます。
あなたに関係する?
たまにスマホ音楽を流すだけなら両機で対応できます。日常的にネットワーク音楽を使うならSR-X40Aが便利です。
eARC/ARC
ひとことでいうと
テレビからサウンドバーへHDMIケーブルで音を送る仕組みです。
何が変わる?
対応テレビではHDMIケーブル1本でテレビ音声を送り、テレビリモコンとの操作連動もしやすくなります。
あなたに関係する?
両機とも対応しています。購入前にテレビ背面のHDMI端子へARCまたはeARCと書かれているか確認してください。

