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Creative Stage ProとCreative Stage V2は、どちらもサウンドバーと有線サブウーファーを組み合わせた2.1chスピーカーです。テレビだけでなく、USBでPCへつなげるため、リビングとデスクの両方が候補になります。
2機種の総合出力は同じ80W RMS、ピーク160Wです。接続端子もHDMI ARC、USB-C、光デジタル、AUX、Bluetoothで共通します。
では新しいStage Proは何が変わったのでしょうか。
先に結論をいうと、デスクの近距離とテレビ前の遠距離を切り替え、対応映画のDolby Audioも扱いたいなら2025年発売のStage Proです。SuperWideのNear FieldとFar Fieldを選べ、バー幅も68cmから55cmへ短くなりました。
Stage V2は、音の広がりを加えるSurroundと、人の声を補助するClear Dialogをそれぞれボタンで使いたい人に候補が残ります。出力と基本端子はStage Proと同じなので、これらの旧型機能と設置形状が目的に合えば必要十分です。
つまり、Stage Proは出力を大きくした上位機というより、置きやすさと映像向け音声処理を更新した後発モデルです。Stage V2と同じ80Wだから違いがないわけでも、新しいからすべての機能がそのまま上位互換というわけでもありません。
この記事ではCreative公式製品情報、発売資料、両機のクイックスタートガイドをもとに、専門用語を生活場面へ置き換えて違いを整理します。
※仕様と対応状況は2026年8月21日時点の公式情報を確認しています。価格と在庫は購入時に販売ページで再確認してください。
Creative Stage ProとStage V2の主な仕様
出力と端子はほぼ共通です。選択を変えるのは、音声処理と置いたときの形です。
| 比較項目 | Stage Pro | Stage V2 |
|---|---|---|
| 発売 | 2025年7月 | 2020年10月 |
| 構成 | 2.1ch、バー+有線サブウーファー | |
| 総合出力 | 80W RMS(20W×2+40W)、ピーク160W | |
| 音の広がり | SuperWide Near/Far | Surround |
| 対応音声 | Dolby Audio | ステレオPCM |
| 声の補助 | Dialogue EQ | Clear Dialog |
| 入力 | HDMI ARC、USB-C、光、AUX、Bluetooth | |
| Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
| バー寸法 | 幅55×高さ8.07×奥行11.21cm | 幅68×高さ7.8×奥行10cm |
| バー質量 | 1.33kg | 2.0kg |
| サブ寸法 | 幅11.5×高さ42×奥行26.5cm | 幅11.6×高さ25×奥行42.3cm |
| サブ質量 | 3.4kg | 3.3kg |
| 周波数特性 | 50Hz~20kHz | 55Hz~20kHz |
Stage Proは新型ですが、出力を増やしたわけではありません。同じ20W×2のバーと40Wのサブウーファーを使いながら、どの距離で聞くかと、テレビから受け取る音声の処理を変えています。
PCデスクとテレビの両方へ置き替えるならStage Proが選びやすくなります。Stage V2は、Clear DialogとSurroundを独立して使う旧型の操作が目的に合う人向けです。
違い1:音声処理と視聴距離

Stage Proは「近くのデスク」と「離れたソファ」で音の広がりを切り替えられます。
モニターの前で約1m以内から聞く日と、テレビから離れたソファで見る日があるならStage Proです。Stage V2は距離別ではなく、SurroundとClear Dialogをオン・オフして使います。
Stage ProはSuperWideを2つの距離で選べる
Stage Proの中心機能はSuperWideです。幅55cmのバーから音の広がりを補う処理で、Near FieldとFar Fieldの2モードを選べます。
Near FieldはPCデスクなど、スピーカーの近くに座る場面向けです。モニターの左右幅よりバーが短くても、ゲームで車が画面の左から右へ走るような場面を想像しやすいよう、音の横方向を補います。
Far Fieldはリビングのテレビとソファのように、距離を取って聞く場面向けです。同じ本体をデスクからテレビ台へ移した場合も、座る距離からモードを選べます。
ここで大切なのは、SuperWideが後ろや天井へ物理スピーカーを増やす機能ではないことです。左右のスピーカーから出る音を処理し、コンパクトなバーの横方向を補う役割と考えると分かりやすくなります。
Stage ProはDolby Audioを受け取れる
Stage ProはHDMI ARCまたは光デジタル接続でDolby Audioに対応します。動画配信サービスやゲーム機などの対応コンテンツをテレビ経由で再生するときに関係する差です。
一般的な配線は「ゲーム機・配信端末 → テレビ → Stage Pro」です。テレビが映像を表示し、音をHDMI ARCでStage Proへ渡します。
Stage Proに映像用のHDMI入力があるわけではありません。ゲーム機をStage Proへ直接つないで映像をテレビへ通す構成ではないため、再生機器用のHDMI端子はテレビ側に必要です。
Dolby AudioはDolby Atmosと同じではありません。Stage Proは2.1chの左右とサブウーファー構成で、上向きスピーカーや高さ専用チャンネルを搭載していません。
Stage V2はClear DialogとSurroundを使い分ける
Stage V2にはSound Blaster技術のClear DialogとSurroundがあります。Clear Dialogは人の声を補助する処理、Surroundは左右の音の広がりを補う処理です。
たとえば静かな会話の直後に大きな効果音が入る作品では、会話に合わせて全体音量を上げると効果音まで大きくなります。人の声を補助する操作を独立して使いたい人には、Stage V2のClear Dialogが分かりやすい機能です。
Stage ProのリモコンにはMovie、Music、Dialogue、GamingなどのEQモードがありますが、Stage V2と同じ名称・同じ操作のClear Dialogではありません。新型だから旧型の全機能を同じ形で引き継いだ、とまとめないようにします。
映像作品の音声形式と視聴距離を基準にするならStage Pro、声の補助と広がりを別々のボタンで扱うことを優先するならStage V2です。
音声処理の詳しい仕様を見る
Stage ProはSuperWideのFar Field、Near Field、Offを切り替えられます。EQはMovie、Music、Dialogue、Gaming、Offを選択できます。
Dolby AudioはHDMI ARC入力と光デジタル入力で利用できます。USB-Cはステレオ16bit/48kHzです。
Stage V2はSurroundとClear Dialogのオン・オフ、Bass/Treble調整に対応します。光デジタルはステレオPCM 16bit/48kHzです。
違い2:本体とサブウーファーのサイズ

Stage Proはバーが13cm短く、サブウーファーは高く浅くなりました。
机やテレビ台の横幅を抑えたいならStage Proです。床の低い空間へサブウーファーを入れたい場合は、背が低いStage V2も寸法を確認する価値があります。
Stage Proは幅55cmでデスクへ収めやすい
Stage Proのバーは幅55×高さ8.07×奥行11.21cm、1.33kgです。Stage V2より幅が13cm短く、34インチのウルトラワイドモニターや43インチ前後のテレビと組み合わせる想定が公式ページに示されています。
PCデスクでは、左右にスピーカーを置く代わりにモニター下へ1本置けます。キーボードの奥、モニタースタンドの脚、バーの奥行11.21cmが重ならないかを測ってください。
幅は短くなりましたが、高さと奥行きはStage V2より少し増えています。画面下端まで8.07cm未満しかない場合は、バーが映像へ重ならないかを確認します。
Stage V2のバーは幅68×高さ7.8×奥行10cm、2kgです。横幅を使う代わりに高さはStage Proより約2.7mm低く、奥行きも約1.2cm浅い形です。
サブウーファーの体積より形を確認する
Stage Proのサブウーファーは幅11.5×高さ42×奥行26.5cmです。Stage V2は幅11.6×高さ25×奥行42.3cmです。
どちらも幅は約11.5cmですが、向いている空間が違います。
Stage Proは背が高く、壁際の細長い場所へ置きやすい形。Stage V2は背が低い代わりに、前後へ42.3cm必要です。
デスク下の棚へ入れる場合、棚の高さが30cmしかなければStage Proは入りません。反対に奥行30cmの家具横へ置くなら、Stage V2は大きく前へ出る可能性があります。
新型のほうがサブウーファーまで一律に小さいわけではありません。床や棚の「高さ」と「奥行き」のどちらが余っているかで選びます。
どちらもバーとサブをケーブルでつなぐ
両機のサブウーファーはワイヤレスではありません。専用ケーブルでバーへ接続します。
Stage Proのサブウーファーには約2mの専用オーディオケーブルが直付けされています。Stage V2もサブウーファーケーブル長は約2mです。
床へ置く位置は、このケーブルが通路を横切らず、机の脚や椅子のキャスターに触れない範囲にします。ワイヤレスだと思って購入すると置き場所が変わるため、先に配線経路まで確認してください。
両機ともバー側へ電源をつなぎ、バーからサブウーファーへ音を送る構成です。Stage Proは電源アダプター式、Stage V2はAC電源ケーブルを使います。
寸法・質量・付属品の詳しい仕様を見る
Stage Proのバーは550×80.7×112.1mm、1.33kg。サブウーファーは115×420×265mm、3.4kgです。
Stage V2のバーは680×78×100mm、2.0kg。サブウーファーは116×250×423mm、3.3kgです。
Stage ProにはUSB A-Cケーブルとリモコンが付属しますが、HDMI・光・AUXケーブルとリモコン用単4電池2本は付属しません。Stage V2の壁掛けでは、壁に合うねじを別途用意します。
違い3:操作機能と接続
接続先はほぼ同じです。違いは、つなげるかより、つないだ後にどの音声処理を選ぶかにあります。
テレビ、PC、スマートフォンを切り替える基本用途は両機で対応します。新しいBluetooth世代と用途別EQならStage Pro、Clear Dialogの専用操作ならStage V2です。
テレビはHDMI ARCか光デジタルでつなぐ
両機ともテレビ接続用のHDMI ARCと光デジタル入力を備えます。テレビに「ARC」と書かれたHDMI端子があれば、対応するHDMIケーブル1本でテレビ音声を受け取れます。
テレビのHDMI端子にARC表記がない場合は、光デジタル出力を確認します。映像機器をサウンドバーへ直接つなぐHDMI入力は、どちらにもありません。
ゲーム機や配信端末はテレビへつなぎます。テレビのHDMI端子数が足りない家庭では、2機種のどちらを選んでも端子不足は解消しないため、テレビ側の接続計画を先に決めます。
PCはUSB-C、スマートフォンはBluetooth
PCやMacはUSB-C音声入力へつなげます。USBケーブルでデジタル音声を送り、仕事の動画、音楽、ゲームを同じバーから再生できます。
Stage ProはUSBオーディオでステレオ16bit/48kHzに対応します。公式ページではファームウェア更新により、対象ゲーム機とのUSB接続対応も案内されています。
対象ゲーム機で使う場合は、最新の対応条件をサポートページで確認してください。
BluetoothはStage Proが5.3、Stage V2が5.0で、対応コーデックはいずれもSBCです。スマートフォンから音楽を流す基本用途は共通します。
Bluetoothの数字が新しいだけで、音が好みに合うとは限りません。接続安定性は周囲の電波や端末にも左右されるため、選択の中心はSuperWideとサイズに置きます。
リモコンの考え方が変わった
Stage Proのリモコンは、SuperWide、Movie・Music・Dialogue・GamingのEQ、Bass、Trebleを操作できます。デスクとテレビの距離を切り替えたうえで、見る内容からEQを選ぶ流れです。
Stage V2はSurround、Clear Dialog、Bass、Trebleを独立して操作します。映画用、会話用というプリセットを選ぶより、「広がりを加える」「人の声を補う」という機能単位で使います。
どちらが簡単かは、操作の好みで変わります。見る内容から選ぶならStage Pro、必要な補助を一つずつオンにしたいならStage V2が分かりやすいでしょう。
入力と無線の詳しい仕様を見る
両機はHDMI ARC、USB-C、光デジタル、3.5mm AUX、Bluetoothを入力に使い、専用サブウーファー出力を備えます。映像用HDMI入力とWi-Fiはありません。
Stage ProはBluetooth 5.3、A2DP・AVRCP、SBC、見通し約10m。Stage V2はBluetooth 5.0、A2DP・AVRCP、SBC、見通し約10mです。
Stage Proの周波数特性は50Hz~20kHz、SN比85dB。Stage V2は55Hz~20kHz、SN比75dB以上です。
これらの数値だけを体感音質の点数として扱いません。
Creative Stage ProとStage V2の共通点
80Wの2.1ch構成と5種類の入力は共通です。出力だけを見ても選択は決まりません。
両機は左右20Wずつのバーと40Wのサブウーファーを組み合わせ、総合80W RMS、ピーク160Wです。Stage Proは新型ですが、最大出力を増やしていません。
バーだけで低音まで鳴らす一体型ではなく、専用サブウーファーを床へ置くことも共通します。机上のバーがコンパクトでも、床の箱と約2mの接続ケーブルは必要です。
入力はHDMI ARC、USB-C、光デジタル、3.5mm AUX、Bluetoothの5系統です。テレビ、PC、ゲーム機をつないだテレビ、スマートフォンなど、家庭内の主要な再生機器を切り替えられます。
リモコンで音量、入力、低音、高音を操作できる点も共通します。毎回PCの設定画面を開かなくても、手元で基本操作ができます。
一方、Wi-Fi音楽配信、映像のHDMIパススルー、上向きスピーカーは両機にありません。AirPlayやSpotify Connect、ゲーム機をサウンドバーへ直接つなぐ経路、高さ用の物理スピーカーが必要なら、別カテゴリの機種を検討します。
どちらも2.1chで出力が同じだからといって、音声処理まで同じではありません。共通の土台に、Stage Proは距離別SuperWideとDolby Audio、Stage V2はClear DialogとSurroundを載せています。
デスクとソファでの音の広がり、低音、設置後の大きさは環境でも変わります。購入前に各商品の口コミを確認してください。
口コミ本文・星・件数は転載していません。
Creative Stage ProとStage V2はどっちを選ぶ?
視聴距離、置き場所、使いたい声の補助という3点で決めます。
- PCデスクとテレビで聞く距離を切り替えますか?
はいならNear/Farを選べるStage Proです。一つの場所でSurroundを使うならStage V2も候補です。 - 幅55cmのバーと、高さ42cm・奥行26.5cmのサブが置きやすいですか?
はいならStage Proです。幅68cmのバーと、高さ25cm・奥行42.3cmのサブが合うならStage V2です。 - 対応映画のDolby Audioと用途別EQを使いますか?
はいならStage Proです。Clear Dialogを独立ボタンで使うことを優先するならStage V2です。
Stage Proは、同じ80Wの出力を維持しながら、バー幅を55cmへ短縮し、SuperWideの近距離・遠距離モードとDolby Audioを追加した後発モデルです。デスクとテレビを行き来する使い方に向きます。
Stage V2は幅68cmで、Clear DialogとSurroundを独立操作できます。新型の距離別処理とDolby Audioを使わず、旧型の操作と置き方が自宅に合うなら必要十分です。
最後はバーだけでなく、サブウーファーの高さと奥行きも測ってください。同じ2.1ch・同じ80Wでも、実際に占有する形と日常の操作は異なります。
記事に出てきた音響用語をやさしく見る
2.1ch
ひとことでいうと
左右の音と低音を分けて鳴らす構成です。
何が変わる?
バーが左右、サブウーファーが低音を担当します。
あなたに関係する?
両機に共通するため、選ぶ決め手ではありません。
Dolby Audio
ひとことでいうと
映画や放送で使われるDolby系音声を扱う技術です。
何が変わる?
Stage ProはHDMI ARCと光入力で対応音声を処理できます。
あなたに関係する?
対応する配信作品やゲームをテレビ経由で見るならStage Proの判断材料です。
HDMI ARC
ひとことでいうと
テレビの音をHDMIケーブルでサウンドバーへ返す機能です。
何が変わる?
対応テレビなら音声ケーブルをHDMIへまとめられます。
あなたに関係する?
両機に共通します。テレビ側のHDMI端子にARC表記があるか確認します。

