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REGZAの一体型サウンドバーでは、コンパクトな「RA-B100」と、Dolby Atmos対応の「TS216G」のどちらを選ぶか迷いますよね。RA-B100のほうが新しい一方、TS216Gは上位の機能を持っており、「新しい型番が上位モデル」とは限りません。
先に結論をまとめると、小型テレビや狭いテレビ台で、手軽に声と音の広がりを改善したいならRA-B100が向いています。映画の立体音響、内蔵ウーファーの低音、幅広いテレビ接続を重視するならTS216Gがおすすめです。
この記事ではREGZA公式の製品情報と取扱説明書をもとに、2.0chと2.1ch、DTS Virtual:XとDolby Atmos、ARCとeARC、接続端子、サイズまで初心者向けに比較します。実際に試聴した感想ではなく、公開仕様で確認できる違いを整理しています。
30秒で分かる選び方
- RA-B100:幅60cm、2.0ch、DTS Virtual:X。小型テレビと省スペースを優先
- TS216G:幅96cm、2.1ch、内蔵デュアルウーファー、Atmos/DTS:X、eARC、HDMI入力を重視
- どちらも一体型で、Bluetooth受信、REGZAリンク、6種類のサウンドモードに対応
REGZA RA-B100
REGZA TS216G
※仕様・対応状況・販売情報は2026年8月19日時点の公式情報を確認しています。価格と在庫、テレビとの連携可否は購入時に再確認してください。
REGZA RA-B100とTS216Gの主な違い
幅60cmの置きやすさならRA-B100、映画向けの低音と接続ならTS216Gが選びやすいです。
まず、選ぶときに重要な仕様を一覧で確認します。
| 比較項目 | RA-B100 | TS216G |
|---|---|---|
| 構成 | 2.0ch、4基 | 2.1ch、6基、低音用2基内蔵 |
| 最大出力 | 100W | 120W |
| 立体音響 | DTS Virtual:X | Dolby Atmos、DTS:X |
| テレビ接続 | HDMI ARC | HDMI eARC/ARC |
| 映像用HDMI入力 | なし | 1系統 |
| その他入力 | 光・AUX・USB | 光・同軸・USB |
| 大きさ | 幅600×奥行123×高さ63mm | 幅960×奥行105×高さ68mm |
| 重さ | 約3.0kg | 約3.6kg |
RA-B100は小型テレビの音を手軽に広げるモデルです。TS216Gは本体内に低音用スピーカーを持ち、映画向けの音声と接続を充実させたモデルです。
音声形式と端子の詳しい仕様を見る
RA-B100は2.0chでDTS Virtual:X、HDMI ARC、光、AUX、USBに対応します。
TS216Gは2.1chでDolby AtmosとDTS:Xをデコードし、HDMI eARC/ARC、HDMI入力、光、同軸、USBを備えます。
RA-B100は小型・シンプルなモデルです。TS216Gは本体が大きくなりますが、内蔵ウーファー、対応音声形式、接続端子が充実しています。
発売時期だけではなく、必要な機能と置き場所で選ぶことが大切です。
違い1:RA-B100は2.0ch、TS216Gはウーファー内蔵2.1ch

RA-B100は左右それぞれにフルレンジスピーカーと高音用スピーカーを備えた2.0ch構成です。合計4基のスピーカーを、最大100Wのマルチアンプで駆動します。
高音用スピーカーは高音、フルレンジは中低音から高音まで幅広く担当します。テレビ本体の小さなスピーカーより左右の距離を取りやすいため、ニュースの声を中央にまとめつつ、音楽や効果音を横へ広げる設計です。
TS216Gはフルレンジ2基、高音用スピーカー2基に加え、楕円形のウーファー2基を内蔵した2.1ch構成です。最大出力は前方60Wとウーファー60Wの合計120Wです。
外付けサブウーファーなしでも、低音専用ユニットを使えるのが大きな違いです。
2.0chと2.1chの違い
「.1」は低音を担当する系統です。TS216Gは本体内にウーファーを持つため、映画の効果音や音楽のベースをRA-B100より低音専用の構成で再生できます。
ただし、床置きの大型サブウーファーと同じ深い重低音を保証する意味ではありません。
声の聞きやすさだけなら出力の大きさで決まらない
TS216Gの最大出力は大きいものの、ニュースやドラマの会話がRA-B100より聞きやすいとは限りません。声の明瞭さは、スピーカーの向き、テレビ台の高さ、音声モード、番組側の録音にも影響されます。
小型テレビを近い距離で見るなら、RA-B100の100Wでも大きな不足は起こりにくい構成です。広いリビングで映画や音楽の低音まで楽しみたいなら、TS216Gの内蔵ウーファーが選ぶ理由になります。
違い2:RA-B100はDTS Virtual:X、TS216GはAtmosとDTS:Xをデコード
RA-B100はDTS Virtual:Xに対応します。これは、前方の2.0chスピーカーから出る音を処理し、左右・前後・高さ方向へ広がるように感じさせるバーチャル3Dサラウンド技術です。
TS216GはDolby AtmosとDTS:Xの音声形式をデコードできます。映画や配信作品に含まれる音の位置情報を使って、一体型サウンドバーから立体的な音場を作ります。
ただし、TS216Gの実スピーカー構成は2.1chで、上向き専用スピーカーを公称していません。5.1.2chサウンドバーのように、高さ方向を担当する物理チャンネルを2基持つ構成とは区別が必要です。
「Atmos対応」だけで選ばない
Atmosを楽しむには、次の条件をそろえる必要があります。
1. 見る作品がDolby Atmos音声を収録している2. 配信プランや再生機器がAtmos出力に対応している3. テレビがその音声をサウンドバーへ出力できる4. テレビや再生機器でビットストリームまたは映像通過を選ぶ
条件がそろわない場合でもTS216Gから音は出ますが、表示上のAtmos形式ではなく、Dolby DigitalやPCMへ変換されることがあります。YouTubeなど、コンテンツ側が基本的にステレオのサービスもあります。
RA-B100のVirtual:XはAtmos信号をそのまま再生する機能ではありません。ステレオなどの入力音を仮想的に広げる仕組みです。
「RA-B100も高さを感じさせる」「TS216GはAtmos対応」という2つの説明は両立しますが、音源と処理方法が異なります。
違い3:RA-B100はARC、TS216GはeARCに対応

RA-B100のHDMI出力はARC対応、TS216GはeARCとARCの両方に対応します。ARC/eARCは、テレビの音をHDMIケーブルでサウンドバーへ返す仕組みです。
ARCでもテレビ番組や一般的なDolby Digitalを扱えます。eARCはより帯域が広く、Dolby TrueHDなど高品位な音声を通しやすい規格です。
TS216Gの対応音声形式にはDolby TrueHD、Dolby Digital Plus、DTS-HD Master Audioなどが含まれます。
テレビがARCまでの場合、TS216Gをつないでも接続はできますが、eARC専用の利点は使えません。反対に、テレビがeARC対応で高品質なAtmos音声を戻したいなら、TS216Gのほうが経路を作りやすくなります。
RA-B100には光入力とAUXもある
RA-B100はHDMI ARCのほか、光デジタル、3.5mm AUX、USB入力を備えます。古いテレビでも光出力またはヘッドホン出力があれば接続できる可能性があります。
ただし、AUXはアナログ音声なので、テレビとの電源連動やデジタルサラウンド形式は使えません。光接続もHDMI-CECによる音量連動が制限されます。
テレビにARCがあるなら、まずHDMI接続を選ぶのが基本です。
TS216Gは光デジタルに加えて同軸デジタル入力があります。AUX入力はありません。
古いオーディオ機器を3.5mmケーブルでつなぎたい場合はRA-B100、デジタル同軸出力の機器を使いたい場合はTS216Gが合います。
違い4:TS216Gだけ映像用HDMI入力がある
TS216Gには、テレビへつなぐHDMI出力とは別にHDMI入力が1系統あります。Blu-rayレコーダーやゲーム機をTS216Gへ接続し、映像をテレビへ送りながら音を本体で再生できます。
RA-B100には映像用HDMI入力がありません。レコーダーやゲーム機はテレビ側へ接続し、その音をARC、光、またはAUXでRA-B100へ送ります。
TS216GのHDMI入力は、特にDTS音声を扱うときに役立ちます。REGZA公式は、DTS形式を出力したい外部機器をREGZAテレビと組み合わせる場合、外部機器のHDMI出力をTS216GのHDMI入力へ接続するよう案内しています。
テレビ側の機種や設定によってDTSをそのまま通せない場合があるためです。
ゲーム用途ではテレビ側の映像仕様も確認
TS216GにHDMI入力があっても、最新ゲーム機の4K/120Hz、VRR、ALLMなど、すべての映像機能の通過を意味するわけではありません。公式仕様で必要な映像形式の対応が確認できない場合は、ゲーム機をテレビへ直接つなぎ、音をeARCで戻すほうが安全です。
HDMI入力数が足りないときには便利ですが、映像の性能を優先する機器はテレビ直結も検討してください。
違い5:横幅は36cm違い、置きやすいのはRA-B100
RA-B100は幅60cm、奥行12.3cm、高さ6.3cm、約3.0kgです。32~43型前後の小型テレビ台にも収めやすい横幅で、寝室や個室へ置きやすいサイズです。
TS216Gは幅96cm、奥行10.5cm、高さ6.8cm、約3.6kgです。奥行きはRA-B100より浅い一方、横幅は36cm長くなります。
50型以上のテレビとは見た目を合わせやすいですが、台の幅を確認してください。
高さの差は5mmほどです。どちらもテレビスタンドが低い場合は、画面下端やリモコン受光部を隠す可能性があります。
カタログ上のテレビ画面サイズだけで判断せず、スタンド底面から画面までを実測しましょう。
壁掛けでは壁材と配線を確認
RA-B100は取扱説明書で壁掛け方法を案内しています。M4ネジを使い、テレビから1.5m以内を目安に設置します。
壁側のネジやアンカーは壁材に合わせて選ぶ必要があります。
TS216Gも設置時には本体重量と配線の曲げ半径を考える必要があります。HDMI入力を使う場合はケーブルが増えるため、本体背面に余白を確保してください。
設置前チェック
- テレビ台の幅はRA-B100の60cm、TS216Gの96cm以上あるか
- 画面下端とリモコン受光部を隠さないか
- ARC/eARC端子の位置を確認したか
- TS216GのHDMI入力を使うなら背面配線の余白があるか
- 壁掛けでは本体重量に合う下地と固定具を使えるか
共通点:REGZAリンク、Bluetooth、6つの音声モード
RA-B100とTS216Gは、価格帯や構成が異なっても日常的な機能には共通点があります。
- 外付けサブウーファーのないワンボディ型
- HDMI接続時のREGZAリンク
- Bluetooth受信
- USBメモリーの音楽再生
- MUSIC、MOVIE、NEWS、SPORT、NIGHT、GAMEモード
- 低音と高音の調整
- 付属リモコン
REGZAリンク対応テレビとHDMIで接続すると、テレビの電源や音量と連動させやすくなります。ただし、対応はテレビの年式や設定にもよります。
他社テレビでもARC/eARCの規格に沿って接続できますが、連動動作は組み合わせごとに確認が必要です。
Bluetoothはスマホ音楽用の受信機能
両機ともスマホなどからBluetoothで音楽を送れます。RA-B100はBluetooth 5.3、SBCとLC3を公称しています。
TS216GはSBCによる受信に対応します。
Bluetoothのバージョンが新しいだけで、常に高音質になるわけではありません。送信側のスマホが同じ方式に対応していること、使用するコーデック、電波環境が影響します。
テレビ音声は遅延と連動操作を考え、BluetoothではなくHDMIを使うのが基本です。
6つのモードは番組に合わせて選ぶ
MUSICは音楽、MOVIEは映画、NEWSは会話、SPORTは実況と会場音、NIGHTは夜間、GAMEはゲーム向けです。
ニュースの声が聞きにくいときはNEWS、映画でも夜遅い時間はNIGHTというように使い分けます。モードを変えると音量感も変わることがあるため、切り替え直後は大音量にならないよう注意してください。
購入前に各商品の口コミを確認してください。
口コミ本文・星・件数は転載していません。テレビの大きさ、部屋、普段の音量が近い使い方を探すと判断しやすくなります。
RA-B100がおすすめな人
RA-B100は次のような人に向いています。
- 小型テレビや幅の狭いテレビ台へ置きたい
- テレビの声を手軽に聞きやすくしたい
- DTS Virtual:Xで音の広がりを楽しみたい
- HDMI ARC、光、AUXから接続方法を選びたい
- Bluetooth 5.3やLC3対応を使いたい
- 内蔵ウーファーやAtmosより価格と省スペースを優先する
RA-B100の魅力は、幅60cmの本体に4スピーカーと100Wアンプをまとめたことです。テレビ内蔵スピーカーから初めてサウンドバーへ移る人でも、配線と操作が複雑になりにくい構成です。
ただし、Dolby Atmosをデコードするモデルではなく、eARCと映像用HDMI入力もありません。映画の立体音響や高品位な音声形式を優先するならTS216Gを選びましょう。
REGZA RA-B100
TS216Gがおすすめな人
TS216Gは次のような人に向いています。
- Dolby AtmosとDTS:X対応作品を楽しみたい
- 外付けサブなしでも低音専用ウーファーが欲しい
- eARC対応テレビを使っている
- Blu-ray機器などをサウンドバーのHDMI入力へつなぎたい
- Dolby TrueHDやDTS-HDなど幅広い形式を扱いたい
- 幅96cmの本体を置ける
TS216Gは2.1chのワンボディ型なので、サブウーファーの電源や設置場所を増やさずに低音を補えます。Atmos/DTS:X、eARC、HDMI入力を備え、映画向けの接続を組みやすい点がRA-B100との大きな差です。
一方、幅は96cmあります。小型テレビの前では本体が大きく見え、テレビ台に収まらない場合があります。
また上向き専用チャンネルはないため、「Atmos対応だから5.1.2chと同じ」と考えないようにしましょう。
REGZA TS216G
迷ったときの最終判断
RA-B100とTS216Gは、新旧だけで上下を決める組み合わせではありません。RA-B100は新しいコンパクト入門機、TS216Gは映画向け機能を持つ2.1chモデルです。
幅60cmの設置性、ARC・光・AUXの接続、テレビ音声の手軽な改善を優先するならRA-B100。幅96cmを置けて、内蔵ウーファー、Atmos/DTS:X、eARC、HDMI入力を使いたいならTS216Gが合います。
選ぶ前に次の4点を確認してください。
1. テレビ台に幅96cmを置けるか2. 見たい作品や配信プランがAtmosに対応しているか3. テレビがeARCやDTSの通過に対応しているか4. レコーダーなどをサウンドバーへ直接つなぐ必要があるか
1~4の映画向け条件を重視するならTS216G。置き場所と手軽さが最優先ならRA-B100、という選び分けです。
TS216Gが向く条件
- 映画の立体音響を楽しみたい
- 本体内の低音用スピーカーを使いたい
- 再生機器をサウンドバーへつなぎたい
- 幅96cmの設置場所がある
RA-B100が向く条件
- 幅60cmの置きやすさを優先する
- 小型テレビの声と音を改善したい
- 光またはAUX入力も使いたい
- 構成と配線をシンプルにしたい
REGZA RA-B100
REGZA TS216G
用語をやさしく解説
記事に出てきた用語の意味を見る
2.1chとは?
ひとことでいうと
左右の音へ低音専用の系統を加えた構成です。
何が変わる?
映画の効果音や音楽のベースを低音用スピーカーへ分担できます。
あなたに関係する?
TS216Gは本体内に低音用スピーカーを2基持ちます。
仮想立体音響とは?
ひとことでいうと
前方の少ないスピーカーから音を広く感じさせる処理です。
何が変わる?
外付けスピーカーを増やさずに横や高さの広がりを作ります。
あなたに関係する?
RA-B100はこの方式で一体型のまま音場を広げます。
ARCとは?
ひとことでいうと
テレビの音をHDMIケーブルでサウンドバーへ返す機能です。
何が変わる?
テレビのリモコンで電源や音量を連動しやすくなります。
あなたに関係する?
RA-B100はARC、TS216Gはより多くの音声を扱いやすいeARCにも対応します。
2.0chと2.1ch
2.0chは主に左右の音を担当する構成です。2.1chはそこへ低音専用の系統を加えます。
TS216Gの「.1」は本体内のデュアルウーファーが担当します。
DTS Virtual:X
少ないスピーカーから出る音を処理し、前後・左右・高さへ広がるように感じさせる仮想立体音響技術です。Atmos音声をそのままデコードすることとは別の仕組みです。
Dolby AtmosとDTS:X
作品に含まれる音の位置情報を使う立体音響フォーマットです。対応サウンドバーだけでなく、再生機器、テレビ、接続経路、作品が対応している必要があります。
ARCとeARC
テレビの音をHDMIケーブルでサウンドバーへ返す機能です。eARCはARCより帯域が広く、Dolby TrueHDなど高品位な音声を通しやすくなります。
テレビ側もeARC対応である必要があります。
ウーファー
低い音を主に担当するスピーカーです。TS216Gは本体内に2基を内蔵します。
外付けサブウーファーより省スペースですが、筐体サイズが違うため同じ低音量を意味するわけではありません。
価格、在庫、テレビとの連携、対応する音声形式は機器や設定によって変わります。購入時にはREGZA公式ページ、テレビの取扱説明書、販売ページで最新情報を確認してください。

