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サウンドバーの低音をもう少し増やしたいと思っても、好きなサブウーファーを自由に後付けできるとは限りません。
Sony・Sonos・Boseのようにメーカーが指定した製品だけを追加する機種もあれば、Denon DHT-S218やKEF XIOのようにサブウーファー出力からアンプ内蔵タイプをつなげる機種もあります。最初から専用サブウーファーが付属し、別の製品へ交換・増設する使い方を想定していないセットもあります。
- 最初にサウンドバーの正確な型番を確認する
- メーカー指定品・有線出力・付属セット・増設非対応のどれかを調べる
- 有線でも「アンプ内蔵サブウーファー」が必要か確認する
- 対応表にない組み合わせを、端子や無線の有無だけでつながると判断しない
先にサブウーファーを選ぶのではなく、手持ちのサウンドバーが何を出力できるかから確認するのが、買い間違いを防ぐ近道です。
最初に確認:サウンドバーを4種類に分ける

サウンドバーの型番を確認したら、取扱説明書やメーカーの対応表で次のどれに当たるか調べます。
- メーカーの対応表に別売サブが載っている
→ 指定された型番から選ぶ - 背面にSUBWOOFER OUT/SUB OUTがあり、説明書に用途が書かれている
→ 入力条件の合うアンプ内蔵サブを検討 - サブウーファーが最初から付属している
→ 付属品を使い、交換や2台目追加は別途確認 - 対応表もサブ出力も確認できない
→ つながると推測せず、非対応または未確認として扱う
| 種類 | 選べる範囲 | 購入前の確認 |
|---|---|---|
| メーカー指定品 | 対応表に載る製品だけ | 本体・サブの型番、世代、アプリや更新条件 |
| 有線出力 | 入力条件が合うアンプ内蔵サブ | 出力端子、入力端子、ケーブル、設定 |
| サブ付属 | 購入時のセットが基本 | 付属品、置き場所、交換・追加の可否 |
| 非対応/未確認 | 追加商品を選ばない | 公式サポートへ確認するか本体選びを見直す |
※「内蔵サブウーファーがある」と「外部サブウーファーを追加できる」は別の話です。
メーカー指定品しか接続できない機種
無線でつながる製品でも、一般的なBluetoothスピーカーのように他社製品を自由に選べるわけではありません。メーカーの対応表に載る組み合わせを選びます。
Sonyは本体型番と対応サブの両方を照合する
Sonyは、BRAVIA Theatre Bar 7(HT-A7100)・Bar 8(HT-A8000)・Bar 9(HT-A9000)について、BRAVIA Theatre Sub 7/8/9やSA-SW3/SA-SW5など、対応する別売スピーカーを公式サポートで案内しています。
ただし、同じSony製なら全部つながるという意味ではありません。対応する本体、サブウーファー、アプリや本体ソフトウェアの条件を一緒に確認します。
Sonosは対応するSonos製品をアプリで追加する
Sonos Sub Miniは、Arc UltraやBeam(Gen 2)など公式の対応一覧に載るSonos製品と組み合わせます。一般的なRCA入力のサブウーファーを、Beamへ直接つなぐ方式ではありません。
世代によって使えるアプリや2台目のSubの条件が変わるため、製品名だけでなく「Gen 2」「Sub 4」などの世代まで確認してください。
Boseは対応機種が限定されている
Bose Bass Module 500は、Smart Ultra Soundbar、Smart Soundbar 600/900/300、Bose TV Speaker、Smart Soundbar 700など、Bose公式が挙げる対応本体へ接続します。
同じBoseのスピーカーでも、対応一覧にない一体型スピーカーへ自由に追加できる製品ではありません。新旧で対応するBass Moduleが変わる場合もあるので、購入時点の本体型番を優先します。
有線出力があれば、汎用品を選べる場合がある
SUBWOOFER OUTがある機種では選択肢が広がります。ただし、サブウーファー側にアンプと対応入力が必要です。
Denon DHT-S218はアンプ内蔵サブを追加できる
DHT-S218の説明書は、背面のSUBWOOFER OUTへ市販のサブウーファーケーブルを使い、アンプ内蔵サブウーファーを接続する方法を案内しています。
ここでいうアンプ内蔵とは、サブウーファー自身が音を鳴らすための増幅回路と電源を持つタイプです。AVアンプ用のスピーカー端子へつなぐだけのパッシブ型を、DHT-S218へ直接つなげるという意味ではありません。
KEF XIOはRCA有線とKW2経由の無線を選べる
KEF XIOはRCAサブウーファー出力を備え、標準的な有線のアンプ内蔵サブウーファーを接続できます。KEFの対応サブを無線で使う場合は、別売のKW2 RXレシーバーをサブウーファー側へ取り付けます。
有線と無線で必要な機器が違うため、サブ本体だけでなく、受信機やケーブルを含めた総額で比べましょう。
AMBEO Soundbar Plusは有線と専用無線を分ける
AMBEO Soundbar Plusは、PRE OUT SUBからアンプ内蔵サブウーファーを1台有線接続できます。専用のAMBEO Subなら最大4台まで無線接続できます。
一方、AMBEO Soundbar Miniは同じ条件ではありません。Plusの有線出力をMiniにもあると考えず、製品ごとの説明書を確認してください。
付属サブウーファーは、他の本体へ使い回せるとは限らない
REGZA TS3100QやJBLのサブウーファー付属モデルは、サウンドバーと付属サブを一つのシステムとして使う構成です。
箱が分かれていて無線接続だからといって、そのサブウーファーを別メーカーのサウンドバーへペアリングできるわけではありません。交換品や2台目を探す場合は、メーカーがその本体向けに案内しているかを確認します。
増設できないことを公式が明記する例もあります。JBL Link Barについて、JBL日本公式サポートは、国内では別売サブウーファーの取り扱いがないため増設できないと案内しています。
対応情報が見つからない場合は、「何でもつながる」ではなく「未確認」と判断してください。
代表機種の後付け方法を一覧で確認
2026年10月7日時点で、国内公式情報から確認できた代表例です。対応機種やソフトウェア条件は変わることがあるため、購入直前にも公式ページを確認してください。
| サウンドバー | 分類 | 追加方法・注意点 |
|---|---|---|
| Sony HT-A7100/A8000/A9000 | メーカー指定 | SA-SW7/8/9、SA-SW3/5など対応表から選ぶ |
| Sonos Arc Ultra | メーカー指定 | Sub Mini・対応するSonos Subをアプリで追加 |
| Sonos Beam(Gen 2) | メーカー指定 | Sub Mini対応。製品世代とアプリ条件を確認 |
| Bose Smart Ultra Soundbar | メーカー指定 | Bass Module 500/700など公式対応品を選ぶ |
| Denon DHT-S218 | 有線出力 | SUBWOOFER OUTへアンプ内蔵サブを接続 |
| KEF XIO | 有線/指定無線 | RCA有線、または対応KEFサブ+KW2 RX |
| AMBEO Soundbar Plus | 有線/指定無線 | アンプ内蔵サブ1台を有線、AMBEO Subは無線 |
| REGZA TS3100Q | 付属構成 | 100Wワイヤレスサブが購入時から付属 |
| JBL Link Bar | 増設非対応 | 日本公式は別売サブの増設不可と案内 |
※表にない型番は、似た製品の条件を流用せず、その型番の国内説明書と対応表を確認してください。
買う前に、置き場所・電源・夜の使い方を確認

無線でも電源コードは必要
「ワイヤレスサブウーファー」は、主にサウンドバーから音声を無線で受け取るという意味です。サブウーファーを動かす電源まで無線になるわけではありません。
置きたい場所の近くにコンセントがあるか、延長コードが通路を横切らないかを確認します。
幅だけでなく奥行きと扉の動線も測る
サブウーファーは、テレビ台の横、棚の横、ソファ付近など床へ置くことが多い機器です。幅が収まっても、奥行きが通路へ出る、収納扉が開かない、掃除機が通らないことがあります。
本体寸法に加え、電源プラグや有線ケーブルを曲げる余裕も残します。
集合住宅や夜間は、低音を足さない判断もある
低い音は部屋の壁や床へ伝わりやすく、音量を上げなくても隣室や階下で気になりやすい場合があります。防振マットは設置の安定や振動対策に役立つことがありますが、音漏れを完全になくすものではありません。
夜に映画を見たい目的なら、サブウーファーを追加する前に、本体のナイトモード、低音レベル、視聴位置を確認しましょう。それでも周囲が気になる場合は、夜だけ耳元で聞く別構成もあります。
対応を確認できたサブウーファーから購入先を探す
ここまでの確認で本体との組み合わせが合う場合だけ、販売ページへ進みます。
- SA-SW7:Sonyの公式対応表に載る本体へ追加したい
- Sonos Sub Mini:Arc UltraやBeam(Gen 2)など対応Sonos製品へ追加したい
- Bose Bass Module 500:Smart Ultra Soundbarなど公式対応本体へ追加したい
※検索結果には似た型番、中古、本体のみ、海外仕様が混ざる場合があります。商品名と型番、国内仕様、付属品を確認してください。
Sony BRAVIA Theatre Sub 7 SA-SW7

Sonos Sub Mini ブラック SUBM1JP1BLK
Bose Bass Module 500 ブラック
サウンドバーとサブウーファーのよくある質問
他社製サブウーファーは接続できますか?
サウンドバーに公式なSUBWOOFER OUTがあり、説明書がアンプ内蔵サブの接続を案内している場合は候補になります。メーカー指定の無線方式しか案内されていない機種では、他社製品を自由に追加できません。
Bluetooth対応なら無線でつながりますか?
Bluetooth対応という表示だけでは判断できません。多くのサウンドバーのBluetoothは、スマートフォンから音楽を受け取るための機能です。
サブウーファーへ低音信号を送る機能とは別です。
パッシブサブウーファーを直接つなげますか?
一般的なSUBWOOFER OUTは、アンプ内蔵サブウーファーへ信号を送る出力です。スピーカー用アンプを持たないパッシブ型を直接鳴らせるとは限りません。
説明書に「アンプ内蔵」「パワード」などの指定がないか確認します。
サブウーファーを2台使えますか?
機種ごとに異なります。SonosやSonyには対応する本体・サブ・世代を満たした場合に複数台を扱える構成がありますが、1台だけの機種もあります。
「1台つながる」ことを「同じものを2台つなげる」と読み替えないでください。
サウンドバーと同時に買うべきですか?
付属セットなら最初から2台構成です。別売式なら、まずサウンドバー単体で設置し、映画・音楽を普段の音量で聞いてから追加する方法もあります。
集合住宅や夜間中心なら、使う音量を確認してからのほうが無駄を減らしやすくなります。
まとめ:サブウーファーより先に、本体の型番を確認する
- サウンドバーの正確な型番を確認した
- 公式の対応表または説明書を確認した
- 指定品か、有線でアンプ内蔵サブを選べるか分かった
- サブの床面積と電源を確保できる
- 集合住宅や夜間に使う音量も考えた
- 販売ページの型番・国内仕様・付属品が一致している
サブウーファーを後付けできるかは、「サウンドバー」という商品ジャンルだけでは決まりません。
メーカー指定品なら対応表から選び、有線出力ならアンプ内蔵サブの入力条件まで確認し、付属セットや非対応機種には別の商品を無理につながない。この順番なら、低音を増やしたい目的と自宅の条件に合う買い方ができます。

