※PR:この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。
REGZA RSS-AZ55とRSS-AZ77は、一般的な1本のサウンドバーとは形が違います。左右の小さなスピーカーと横長の低音用ユニットをテレビの後ろへ置き、画面の前をふさがずに音を補う製品です。
両機の出力とスピーカー構成はほぼ同じです。選択の中心は、光ケーブルと対応テレビ連携ならRSS-AZ55、Bluetooth・アナログ入力・付属リモコンならRSS-AZ77となります。
RSS-AZ55は後発ですが、すべての機能がRSS-AZ77より多いわけではありません。RSS-AZ77にあったスマートフォンの無線接続と専用リモコンを省き、対応REGZAテレビとの連携を中心にした別方向の製品です。
両機とも生産完了品で、対応するREGZAの型番や付属品の確認が重要です。中古品で欠けやすい部品と、現行ゲーム機・配信端末をつなぐ順番まで初心者向けに説明します。
REGZA RSS-AZ55
REGZA RSS-AZ77
RSS-AZ55とRSS-AZ77の主な仕様
音を出す基本構成は近く、接続端子と操作方法が大きな違いです。まず、自宅で光ケーブル、スマートフォン、専用リモコンのどれを使うか確認してください。
| 比較項目 | RSS-AZ55 | RSS-AZ77 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2015年 | 2014年 |
| スピーカー構成 | 左右2台+横長の低音用ユニット | 左右2台+横長の低音用ユニット |
| 総合出力 | 80W | 80W |
| HDMI | 入力1/出力1(ARC) | 入力1/出力1(ARC) |
| 光デジタル入力 | あり | なし |
| 3.5mmアナログ入力 | なし | あり |
| Bluetooth | なし | あり |
| 専用リモコン | なし | 付属 |
| 対応REGZA連携 | シンクロドライブなど | レグザリンクなど |
| 合計質量 | 約3.5kg | 約3.7kg |
「80W」は3台のスピーカーを同時に最大出力させた数字ではなく、メーカーが非同時駆動として示した総合値です。両機で条件は同じなので、比較では数字の大きさより接続と対応テレビを優先します。
違い1:Bluetooth・光・アナログ入力

テレビの光音声出力を使いたいならRSS-AZ55です。スマートフォンの音楽を無線で流す、またはイヤホン端子から3.5mmケーブルでつなぐならRSS-AZ77を選びます。
RSS-AZ55は光ケーブルでテレビ音声を受けられる
RSS-AZ55には、角形の光デジタル入力があります。テレビにHDMI ARCがない場合や、HDMI連動がうまく働かない場合でも、テレビの光音声出力から音を送れます。
光接続では、テレビの音をデジタルのままRSS-AZ55へ渡します。古いテレビでも「光デジタル音声出力」があれば接続先を確保しやすいことが利点です。
ただし、光ケーブルだけではテレビとRSS-AZ55の電源・音量が自動で連動するとは限りません。普段の操作をテレビリモコン1つへまとめたい場合は、テレビの型番とHDMI連動対応を確認してください。
RSS-AZ55にはBluetoothと3.5mmアナログ入力がありません。スマートフォンの音楽を直接流すことより、対応テレビの音を補う用途を中心にしています。
RSS-AZ77はスマートフォンと古い音声機器をつなげる
RSS-AZ77はBluetoothに対応し、スマートフォンやタブレットの音楽を無線で再生できます。テレビをつけずに、RSS-AZ77を音楽用スピーカーとして使いたい場合に便利です。
背面には3.5mmのアナログ入力もあります。イヤホン端子を持つ古いテレビ、携帯音楽プレーヤー、PCなどから、一般的なステレオミニケーブルで音を入れられます。
一方、RSS-AZ77には光デジタル入力がありません。HDMI ARCを使えないテレビとつなぐ場合は、テレビのアナログ音声出力があるかを確認します。
音声入力の詳しい仕様を見る
RSS-AZ55はHDMI入力1、HDMI出力(ARC)1、光デジタル音声入力1を備えます。Bluetoothとアナログ音声入力はありません。
RSS-AZ77はHDMI入力1、HDMI出力(ARC)1、3.5mmステレオミニのアナログ入力1、Bluetooth 4.0を備えます。光デジタル音声入力はありません。
違い2:リモコンとテレビ連動
対応REGZAのリモコンだけで使うならRSS-AZ55です。テレビとの組み合わせに頼らず、付属リモコンで入力や音質を切り替えたいならRSS-AZ77が扱いやすくなります。
RSS-AZ55は対応REGZAから操作する前提
RSS-AZ55には専用リモコンが付属しません。対応するREGZAテレビとHDMIでつなぎ、テレビのリモコンから電源、音量、音質設定などを操作する考え方です。
テレビ画面に音質設定を表示できる組み合わせなら、現在の設定を見ながら変更できます。対応テレビと一体で使うと操作しやすい一方、テレビの型番が合わないと使える機能が減る点に注意が必要です。
本体上面には電源ボタンがありますが、細かな音質設定を本体だけですべて行う設計ではありません。RSS-AZ55を選ぶ前に、手元のREGZAが公式の対応表に入っているかを確認してください。
中古品に「リモコンなし」と書かれていても、RSS-AZ55では元から専用リモコンが付属しない商品です。ただし、対応テレビのリモコンが手元にあることが実用上の条件になります。
RSS-AZ77は専用リモコンと赤外線レシーバーが付属
RSS-AZ77は、専用リモコンで入力、音量、低音、サウンドモードなどを操作できます。REGZA以外のテレビや、テレビ連動を使わない接続でも、本体の機能へ手が届きやすい構成です。
テレビの後ろへ機器を隠すとリモコンの赤外線が届きにくくなるため、付属の赤外線レシーバーを見える場所へ出します。小さな部品ですが、欠品すると操作性が大きく変わります。
対応REGZAとHDMI接続すれば、RSS-AZ77もテレビリモコンによる電源・音量連動を使えます。専用リモコンは連動できない場合の代わりにもなり、入力や細かな設定を変えるときにも使います。
操作と連動の詳しい仕様を見る
RSS-AZ55は対応REGZAのリモコンと設定画面を利用し、シンクロドライブ、5バンドイコライザー、低音強調、サウンドモードなどを操作します。利用できる内容はテレビのシリーズと接続条件で変わります。
RSS-AZ77はワイヤレスリモコンと赤外線レシーバーを付属し、レグザリンク・コントローラにも対応します。中古品ではリモコン、電池ふた、赤外線レシーバーの有無を確認します。
違い3:対応REGZAとの音響連携
対応するREGZAテレビのスピーカーとRSS-AZ55を一緒に鳴らし、番組に合わせて細かく調整したいならRSS-AZ55です。テレビのメーカーや型番を問わず、RSS-AZ77単体の音質モードを使うなら対応表への依存を減らせます。
RSS-AZ55はテレビの音と組み合わせる機能がある
対応REGZAとのシンクロドライブでは、テレビ側のスピーカーとRSS-AZ55を一緒に使います。テレビの近くから台詞を出し、RSS-AZ55の左右スピーカーと低音用ユニットで広がりや低音を補う考え方です。
たとえばニュースでは画面中央の話者の声をテレビ側へ残し、音楽番組では左右の楽器や低音を外部スピーカーへ分けます。RSS-AZ55単体ではなく、対応テレビを含む一つの音響システムとして調整します。
5段階の音質調整や低音の補助、映画・音楽・クリア音声などのモードも、対応テレビの画面を見ながら設定できます。機能名より、手元のテレビがどこまで対応するかが重要です。
RSS-AZ77は本体側のサウンドモードを使う
RSS-AZ77も映画、音楽、クリア音声、オートの各モードを備えます。映画では効果音の広がり、クリア音声ではニュースやドラマの台詞を補うなど、番組に合わせて切り替えます。
オートモードなど一部の連動機能は対応テレビとの組み合わせが必要です。一方、専用リモコンがあるため、テレビ連動を使わない場合でも本体側の入力や音質を操作できます。
「REGZAならすべて同じ」ではありません。発売後に出た新しいテレビを含め、シリーズごとに連携条件が異なるため、製品ページの対応表とテレビの取扱説明書を照らし合わせます。
音響機能の詳しい仕様を見る
RSS-AZ55は対応REGZAとのシンクロドライブ、5バンドイコライザー、低音強調、映画・音楽・クリア音声・オートなどの調整に対応します。テレビ側のスピーカーを含む再生条件は対応機種表に従います。
RSS-AZ77はDTS Studio Sound、映画・音楽・クリア音声・オートの各モードを備えます。両機ともDolby DigitalとリニアPCMの入力に対応します。
違い4:現行ゲーム機・配信端末の接続
新しいゲーム機や4K配信端末は、どちらの製品でもテレビへ直接つなぐのが分かりやすい方法です。サウンドシステムにはテレビから音だけを戻せば、古い映像通過性能を避けられます。
ゲーム機をテレビへ直接つなぐ
接続は「ゲーム機・配信端末 → テレビ」「テレビ → RSS-AZ55またはRSS-AZ77」の順にします。映像はテレビへ直接入り、音だけがHDMI ARCでサウンドシステムへ戻ります。
両機には外部機器用HDMI入力が1つありますが、発売時期が古く、現行の4K映像で使われる新しい保護規格や高いフレームレートを通す設計ではありません。新しい映像機器はテレビへ、音はARCで戻すと覚えると簡単です。
テレビのHDMI端子が足りない場合も、画質を必要とするゲーム機を優先してテレビへつなぎます。古いレコーダーなど、出力する映像条件が両機の対応範囲に収まる機器だけをサウンドシステム側へ回します。
テレビのARC端子を確認する
テレビ背面のHDMI端子のうち、「ARC」と書かれた端子を探します。その端子とRSS-AZ55またはRSS-AZ77のHDMI出力をつなぎ、テレビの音声出力を外部スピーカーへ変更します。
ARC端子がないテレビでは、RSS-AZ55なら光デジタル接続を選べます。RSS-AZ77はテレビに3.5mmの音声出力があればアナログ接続できますが、テレビ側の出力仕様も確認が必要です。
購入前に、ゲーム機や配信端末を直接つなげるテレビ側の空きHDMI端子を数えます。空きが足りない場合も、古いRSS-AZ55/RSS-AZ77のHDMI入力を新しい4K機器の代わりの接続先にする前提では選ばない方が安全です。
映像通過と音声形式の詳しい仕様を見る
両機はHDMI入力を備えますが、4K/60HzやHDCP 2.2のパススルーには対応しません。現行4K機器は対応テレビへ直接つなぎ、ARCで音声を戻す構成が適します。
音声はDolby DigitalとリニアPCMに対応します。購入前に、テレビからこれらの形式で音声を出力できるか取扱説明書で確認します。
共通点:テレビ背面へ置くスピーカー構成

両機は、幅約15cmの左右スピーカー2台と、幅66cmの横長の低音用ユニットで構成されます。画面の前へ横長バーを置かず、テレビの脚を避けながら後ろへ分けて設置できることが共通の特徴です。
左右の小さなスピーカーは、テレビの左右後方へ置きます。横長の低音用ユニットはテレビスタンドの後ろへ横向きに置く想定で、一般的な床置きサブウーファーより高さを抑えています。
ただし、すべてのテレビの脚や背面形状に合うわけではありません。中央スタンドの幅、背面の段差、壁までの距離、ケーブルの向きを測り、3台を安全に置けるか確認します。
左右スピーカーは付属部品を使って縦置きにもできます。中古品でスペーサー、ねじ、シールなどが欠けている場合は、希望する向きで固定できない可能性があります。
総合出力はどちらも80Wで、左右が20W+20W、低音用ユニットが40Wです。ユニット寸法も近いため、基本の音響構成だけで一方を上位と決める比較ではありません。
テレビの後ろへ置くと本体が見えにくくなりますが、放熱口やケーブルまで隙間なく押し込んでよいわけではありません。テレビ背面の端子へ手を入れられ、ACアダプターやスピーカーケーブルを強く折り曲げない余裕を残します。
左右のスピーカーは、テレビの中心から見て同じくらいの距離へ置くと配置を整えやすくなります。片方だけ家具や壁でふさがれる場所では、ニュースの声や左右へ動く効果音の位置が偏りやすいため、置き方をそろえてください。
低音、台詞、テレビ背面での広がりは設置で変わるため、購入前に各商品の口コミを確認してください。生産完了品なので、対応テレビ、保証、付属品、販売元も確認しましょう。
RSS-AZ55とRSS-AZ77はどちらを選ぶ?
音響の数字は近いため、使うケーブルと操作方法で決めます。光ケーブルと対応REGZA連携ならRSS-AZ55、Bluetoothと専用リモコンならRSS-AZ77です。
RSS-AZ55は、手元のREGZAが対応表にあり、テレビの設定画面とリモコンへ操作をまとめたい人に向きます。テレビに光音声出力があり、HDMI ARC以外のデジタル接続を確保したい場合もこちらです。
RSS-AZ77は、スマートフォンの音楽を流す、3.5mmケーブルで機器をつなぐ、付属リモコンで単独操作する人に向きます。REGZA以外のテレビと組み合わせる場合も、専用リモコンがある分だけ機能へ手が届きやすくなります。
RSS-AZ55が向く条件
- テレビの光デジタル音声出力を使いたい
- 対応REGZAのリモコンと画面へ操作をまとめたい
- テレビ側スピーカーも含むシンクロドライブを使いたい
- Bluetoothや専用リモコンは必要ない
RSS-AZ77が向く条件
- スマートフォンの音楽をBluetoothで流したい
- 3.5mmケーブルで古い音声機器をつなぎたい
- 付属リモコンで入力や音質を操作したい
- 光デジタル入力と新しいREGZA連携は必要ない
購入前に確認したい対応テレビと付属品
購入前に、テレビの型番、HDMI ARC端子、RSS-AZ55なら光出力、RSS-AZ77ならアナログ出力の有無を確認します。「REGZA」という名前だけで判断せず、公式対応表でテレビのシリーズまで照合してください。
中古品は、左右のサテライトスピーカー2台、横長の低音用ユニット、ACアダプター、専用接続ケーブルを確認します。縦置きに使うスペーサーやねじも、希望する設置方法では重要です。
RSS-AZ77では専用リモコンと赤外線レシーバーも確認します。テレビの後ろへ本体を隠す設計なので、赤外線レシーバーがないとリモコン信号を受けにくくなる場合があります。
RSS-AZ55は専用リモコンが付属せず、対応REGZAのリモコンと設定画面を使う製品です。手元のテレビが対応表にない場合は、RSS-AZ55の主要な連携機能を購入理由にしないでください。
RSS-AZ77は専用リモコンと赤外線レシーバーの両方がそろっているか確認します。テレビの後ろへ本体を置く構成なので、赤外線レシーバーの欠品は操作性へ直接影響します。
どちらも左右のサテライトスピーカーと専用接続ケーブルが欠けていると、本来の構成で使えません。「本体のみ」の中古品は、必要な3台とケーブルがすべて含まれるかを商品説明と写真で確認します。
この記事に出てくる音響用語を見る
光デジタル
ひとことでいうと
テレビの音を光ケーブルで外部スピーカーへ送る接続です。
何が変わる?
HDMI ARCを使えない場合でも、対応テレビからデジタル音声を送れます。
あなたに関係する?
テレビに光音声出力があるなら、RSS-AZ55を選ぶ理由になります。
ARC
ひとことでいうと
テレビの音をHDMIケーブルでサウンドシステムへ戻す仕組みです。
何が変わる?
対応端子同士なら、映像機器をテレビへつないだまま外部スピーカーで音を聞けます。
あなたに関係する?
テレビ背面のHDMI端子に「ARC」と書かれているか確認してください。
シンクロドライブ
ひとことでいうと
対応REGZAのスピーカーとRSS-AZ55を組み合わせて鳴らす機能です。
何が変わる?
テレビ側は画面近くの声、外部側は左右の広がりや低音というように役割を分けます。
あなたに関係する?
手元のテレビが対応表にある場合だけ、RSS-AZ55の主要な判断材料になります。
この2機種は、後発かどうかではなく、テレビと接続方法で選ぶ比較です。テレビ型番と付属品を先に確認すれば、RSS-AZ55の連携を生かせるか、RSS-AZ77の単独操作が必要かを具体的に判断できます。
REGZA RSS-AZ55
REGZA RSS-AZ77

