【違いを比較】JBL BAR 800とBAR 1000はどっち?映画の立体感と接続方法で選ぶ

【違いを比較】JBL BAR 800とBAR 1000はどっち?上方向・端子・リアで選ぶ サウンドバー

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JBL BAR 800とBAR 1000は、どちらも左右のリアスピーカーをソファの後ろへ置き、前だけでなく後ろからも音を鳴らせるサウンドバーです。床置きの低音用スピーカーもセットになっています。

BAR 1000が上位モデルです。映画の後ろ上側まで専用スピーカーで表現でき、対応する映画音声の種類とHDMI入力も増えています。

BAR 800でも、本体側の高さ表現と左右のリアを使った後方音を楽しめます。BAR 1000で増える機能が自分に必要かを考えると、難しい数字を比べなくても選びやすくなります。

先に選び方を確認
  • BAR 1000:飛行機が頭上を前から後ろへ抜けるような場面まで細かく表現したい。Blu-rayの対応音声を使う、または複数の映像機器をサウンドバーへ直接つなぎたい
  • BAR 800:ソファ後ろから音が聞こえ、本体側の高さ表現もある映画環境を作れれば十分。上位機で増える音声方式やHDMI入力までは必要ない
  • どちらも確認:ソファ後ろに左右のリアを置けるか、テレビ周辺の床に低音用スピーカーを置けるか

価格と在庫を先に確認したい方は、こちらから2商品の販売ページを開けます。

※仕様は2026年8月16日にJBLの日本向け製品ページ、仕様表、日本語取扱説明書で確認しました。価格、在庫、対応サービスは変わるため、購入時点の販売ページでも確認してください。

JBL BAR 800とBAR 1000の主な仕様を比較

購入判断に影響しやすいのは、スピーカー構成、対応音声、HDMI入力です。リアの重さや最大出力は、必要な人だけ後半の詳しい仕様で確認できます。

比較項目 BAR 800 BAR 1000
日本発売 2023年10月20日 2022年11月25日
構成 5.1.2ch・合計11基 7.1.4ch・合計15基
上向きスピーカー 本体2基 本体2基+左右リア各1基
対応する立体音響 Dolby Atmos Dolby Atmos・DTS:X
HDMI 入力1・出力1 入力3・出力1
リア1個の重さ 約0.65kg 約1.4kg
リア装着時の幅 約117.4cm 約119.4cm
中央本体の幅 約88.4cm
最大出力 720W 880W
床の低音用スピーカー 約25cm・300W、幅と奥行約30.5cm、高さ約44cm、約10kg

ここからは、数値の大小ではなく、自宅の映画視聴と接続方法で何が変わるかを確認します。

違い1:スピーカー構成と高さ方向の表現

違い1:スピーカー構成と高さ方向の表現のイメージ画像
かんたんに言うと

BAR 800でも本体側の高さ表現と後方音を楽しめます。BAR 1000はリアにも上向きスピーカーがあり、後ろ上側まで専用スピーカーで担当できる構成です。

飛行機が頭上を前から後ろへ抜ける場面で差が分かりやすい

BAR 800は中央本体に上向きスピーカーを2基備えます。テレビ側から天井方向へ音を出し、反射を利用して高さを表現する構成です。

左右のリアをソファ後ろへ置けば、背後から近づく足音や、後ろを走り抜ける車なども後方から鳴らせます。つまり、BAR 800でも前方だけから音が鳴る構成ではありません。

たとえば、登場人物の後ろでドアが閉まり、その直後にヘリコプターが画面上へ飛び立つ場面では、後方のドア音はリア、本体側の高さは中央本体の上向きスピーカーが担当します。この前後の分担はBAR 800でも利用できます。

BAR 1000では、中央本体に加えて左右のリアにも上向きスピーカーが1基ずつ追加されます。

映画で飛行機がテレビ側の上空から頭上を通り、ソファの後ろへ抜けていく場面を考えると違いが分かりやすいでしょう。後ろ側の高さまで別のスピーカーが担当できることがBAR 1000の強みです。

前方の高さと後方から来る音が別々に聞こえれば目的を満たすのか、音が後ろ上側へ抜けるところまで構成としてそろえたいのかが、この章の選択基準です。

上向きスピーカーは天井への反射を利用するため、部屋の天井条件によって高さの伝わり方は変わります。実際の置き場所については、後半の「購入前に確認:リアスピーカーとサブウーファーの設置」で確認します。

後ろ上側まで含めて映画の立体感を重視するならBAR 1000、この追加部分までは必要ないならBAR 800で目的を満たしやすいでしょう。

スピーカー構成と立体音響の詳しい仕様を見る

BAR 800は5.1.2ch・合計11基です。中央本体に楕円形ドライバー3基、ツイーター3基、上向き2基、左右リアに各1基を備えます。

BAR 1000は7.1.4ch・合計15基です。中央本体にウーファー5基、ツイーター3基、上向き2基、左右リアにツイーターと上向きを各1基備えます。

BAR 800はDolby Atmos、BAR 1000はDolby AtmosとDTS:Xに対応します。対応作品、再生機器、配信プラン、接続方式がそろって初めて対象信号で再生できます。

違い2:対応音声とHDMI入力

かんたんに言うと

Blu-rayの音声欄に「DTS:X」とある作品を再生したい、または複数の映像機器をサウンドバーへ直接つなぎたいならBAR 1000です。テレビ内蔵アプリ中心、または映像機器をテレビへ直接つなぐなら、HDMI入力数の差が関係しない場合があります。

DTS:X対応のBlu-rayなどを見るならBAR 1000

BAR 1000では、BAR 800にない映画音声方式も利用できます。これは、映画の音を前後左右や高さ方向へ配置する立体音響方式の一つです。

名前を暗記する必要はありません。Blu-rayなどを見る人は、手持ちや購入予定の作品の音声欄を確認してください。

対応作品を再生したいならBAR 1000です。作品だけでなく、再生するプレーヤーとテレビを含む接続経路も同じ音声を扱えるか確認します。

動画配信を中心に使い、この音声方式の作品を利用しないなら、この項目は判断材料から外せます。

映像機器をサウンドバーへ何台つなぐかで決める

BAR 800はHDMI入力が1つ、BAR 1000は3つあります。ただし、ゲーム機やレコーダーをテレビへ直接つなぐ人は、この違いをあまり気にしなくて大丈夫です。

たとえば、次の順につなぐ場合です。

`ゲーム機 → テレビ → サウンドバー`

このつなぎ方では、サウンドバーはテレビから音を受け取ります。テレビに映像機器をつなぐ端子が足りていれば、BAR 800のHDMI入力が1つでも困りにくいでしょう。

一方、映像機器を次の順につなぐこともできます。

`ゲーム機 → サウンドバー → テレビ`

この場合、サウンドバーが映像と音の中継地点になります。ゲーム機・レコーダー・Blu-rayプレーヤーなどを2台以上サウンドバーへまとめてつなぎたいなら、HDMI入力が3つあるBAR 1000が便利です。

テレビ側のHDMI端子が足りない場合にも、BAR 1000の入力端子を追加の接続先として使えます。

テレビに必要なHDMI端子が足りているなら、BAR 800とBAR 1000の入力数の差は購入判断から外してよいでしょう。

テレビからサウンドバーへ音を送るため、テレビ側にはサウンドバー接続用のHDMI端子が1つ必要です。ARCやeARCなどの詳しい条件は、下の仕様欄と用語解説で確認できます。

音声方式とHDMIの詳しい仕様を見る

BAR 800はHDMI入力1・出力1(eARC)、BAR 1000は入力3・出力1(eARC)です。両機とも光デジタル入力、Wi-Fi、Bluetooth、Ethernetを備えます。

BAR 1000はDolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS:X、DTS-HD Master Audioなどの対応を公式仕様に掲載しています。BAR 800はDolby Atmos対応を主機能として掲載しています。

購入前に確認:本体・リアスピーカー・サブウーファーの設置

購入前に確認:本体・リアスピーカー・サブウーファーの設置のイメージ画像

この2機種では、細かな重量差よりも、テレビ前、ソファ後ろ、テレビ周辺の床にスピーカーを置けるかを先に確認します。

テレビ前には幅約89cm・高さ5.6cmの本体を置く

左右のリアを外した中央本体は、両機とも幅約88.4cm・高さ5.6cmです。奥行きはBAR 800が12cm、BAR 1000が12.5cmなので、テレビ前に必要な場所はほぼ同じです。

テレビの脚が左右にある場合は、その内側へ幅約89cmの本体を置けるか測ってください。脚の間に収まらない場合は、脚より前へ安全に置ける奥行きがテレビ台にあるかを確認します。

次に、テレビ画面の下端とリモコン受光部までの高さを測ります。本体の高さ5.6cmで画面や受光部が隠れるなら、テレビを少し高くする台や、サウンドバーを置ける別の棚が必要です。

両機とも中央本体の上側から天井方向へ音を出します。本体の真上をテレビ台の棚板や小物でふさがず、上面が開く位置へ置いてください。

ここはBAR 800とBAR 1000の優劣ではなく、どちらを買っても必要な確認です。新聞紙などで幅89cm・奥行13cmほどの型を作って置くと、画面との重なりやテレビ台の余白を購入前に確かめられます。

ソファ後ろに左右のリアを置く場所が必要

両機とも左右のリアを本体から外し、ソファの後ろや斜め後ろへ置いて使えます。部屋の後ろまで音声ケーブルを引かずに後方音を鳴らせることが特徴です。

ソファ背面の棚などへ置く場合は、本体寸法ぴったりではなく、落下しにくい余白も含めて確認してください。BAR 1000はリア上面を棚やクッションでふさがない位置が必要です。

置き方は家庭によって異なります。普段からソファ後ろへ置く、使わないときは本体へ戻して充電する、必要な日だけ後ろへ移す、のどれにするかを先に決めると電源と動線を考えやすくなります。

ソファを壁へ付けていて後ろへ棚を置けない場合は、斜め後ろや左右に安定した台を用意できるか確認します。通路、人の頭のすぐ横、落下しやすい細い場所は避けてください。

本体へ戻すなら幅約120cmを確保する

リアを本体へ装着した全幅は、BAR 800が約117.4cm、BAR 1000が約119.4cmです。どちらも幅120cmのテレビ台では、ほとんど余白がありません。

リアを後方へ置いた中央本体は両機とも幅約88.4cmです。普段リアを本体へ戻すなら約120cm、後方へ常設するなら中央本体約89cmを基準に測ります。

頻繁に移動する人だけ重さも確認する

BAR 800のリアは1個約0.65kg、BAR 1000は約1.4kgです。普段からソファ後ろへ置くなら、重さは購入判断の中心になりません。

使わないときに毎回本体へ戻すなど、リアを頻繁に移動する家庭に限って、BAR 800の軽さが扱いやすさにつながります。

低音用スピーカーは床に約30cm四方の場所が必要

両機の低音用スピーカーは、幅と奥行が約30.5cm、高さ約44cm、重さ約10kgです。どちらを選んでも、テレビ台の横などに床置きスペースが必要です。

通路や扉をふさがず、電源コードを安全に通せる場所を確認してください。

本体と違ってテレビ台の上へ置く機器ではありません。段ボールなどで約31cm四方の置き場所を作り、扉の開閉や掃除の邪魔にならないか試すと購入後の大きさを想像しやすくなります。

リアを常設するなら電源も確認する

両機のリアは充電式で、連続再生時間は最大10時間です。使わないときに本体へ戻して充電するほか、USB-Cから給電しながら使う方法も案内されています。

ソファ後ろへ常設する場合は、左右の電源とケーブルを安全に通せるかも確認してください。

本体・リア・出力の詳しい仕様を見る

BAR 800はリア装着時1174×56×120mm、中央884×56×120mm・3.4kg、リア1個145×56×120mm・約0.65kgです。

BAR 1000はリア装着時1194×56×125mm、中央884×56×125mm・3.7kg、リア1個155×56×125mm・約1.4kgです。両機のリア再生時間は最大10時間です。

BAR 800は総合720W、中央本体340W、リア40W×2、サブウーファー300Wです。BAR 1000は総合880W、中央本体440W、リア70W×2、サブウーファー300Wです。

低音用スピーカーはBAR 800が305×441×305mm、BAR 1000が305×440.4×305mmで、どちらも約10kgです。

共通点:着脱式リア・台詞補助・部屋測定・Wi-Fi

両機とも、着脱式リア、低音用スピーカー、台詞補助、部屋測定、Wi-Fi、Bluetooth、JBL Oneアプリに対応しています。これらは共通機能なので、2台を選び分ける主な理由にはなりません。

台詞補助は大きな効果音の中の会話を助ける

台詞補助は、声の成分を分析し、会話の輪郭を助ける機能です。アクション映画で爆発音や音楽が重なり、会話だけ聞き取りにくい場面を想像すると役割が分かります。

テレビ全体の音量を上げると、台詞だけでなく爆発音も大きくなります。台詞補助は、会話を追うために全体を必要以上に大きくする場面を減らすための機能です。

部屋測定は設置後に実行する

両機は本体とリアを使って部屋を測り、壁や天井への反射を考慮して調整します。測定前に、普段使う位置へ本体、左右リア、低音用スピーカーを置きます。

測定中は大きな音が出るため、夜間を避け、部屋を静かにします。リアを毎回違う位置へ置くと条件が変わるので、左右の定位置を決めてから実行してください。

測定は映画を見るたびに行う作業ではありません。設置したときに実行し、リアやソファの位置を大きく変えた場合にやり直すと考えれば十分です。

Wi-Fiならスマートフォンから音楽を送れる

AirPlay、Alexa Multi-Room Music、Chromecast built-inなどを使い、対応サービスの音楽をネットワーク経由で再生できます。Bluetoothも使えます。

Wi-Fiの音楽再生や自動更新を使うなら、JBL Oneアプリで家庭のネットワークへ接続します。ルーターから遠い場合は、設置前にテレビ周辺でWi-Fiが安定するか確認してください。

初期設定後も、普段の音量変更を毎回アプリだけで行う必要はありません。付属リモコンやテレビとの連動を使えるため、家族がスマートフォンを使わない場合も基本操作ができます。

音の好みは販売ページでも確認する

低音、台詞、リアの扱いやすさは部屋と使い方で変わります。購入前に各商品の口コミを確認してください。

BAR 800とBAR 1000はどちらが向いている?

性能・機能を優先するならBAR 1000が上です。リアにも上向きスピーカーを備え、対応する映画音声の種類が多く、HDMI入力を3つ持っています。

BAR 800はBAR 1000と同等だから選ぶモデルではありません。BAR 1000で増える機能が自分には必要ない場合に、必要十分と判断できるモデルです。

4つの条件で最終確認

BAR 1000が向く条件

  • 映画の立体感をできるだけ重視したい
  • 飛行物体が頭上を前から後ろへ抜ける場面まで細かく表現したい
  • DTS:X対応のBlu-rayなども楽しみたい
  • 複数の映像機器をサウンドバーへ直接つなぎたい

BAR 800が向く条件

  • ソファ後ろから音が聞こえる映画環境を作れれば十分
  • 本体側の高さ表現があればよい
  • 上位機で増える音声方式を使う予定がない
  • 映像機器はテレビへつなぐ、またはサウンドバーのHDMI入力は1つで足りる

どちらを選ぶ場合も、ソファ後ろへ左右のリアを置けるか、テレビ周辺の床へ低音用スピーカーを置けるかを確認してから購入してください。

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